「SLぐんまよこかわ」とはJR東日本が運行する臨時列車です。蒸気機関車と旧型客車を使っておりレトロな感じが体感できると一般の方にも人気なのですが、今回鉄オタが様々な迷惑行為をしたことがネットで話題となっています。
普段から治安が悪い「SLぐんまよこかわ」でなにがあったのか
そもそも「SLぐんまよこかわ」は臨時列車ですが、毎シーズンで運行が発表されているのでそこまで珍しいものではありません。鉄オタが話題になることといえばネタ列車や希少性が高い臨時列車ですが、今回はそれにはあたりません。しかし蒸気機関車ということで普段から乱入や盗難があるようで、今回も度が過ぎる行為があったということで話題になったようです。具体的になにがあったのかを紹介していきます。
撮り鉄よりも鉄道会社が悪い!鉄オタの苦しい言い訳
鉄オタの中でも電車の撮影を主とする撮り鉄と呼ばれる集団が、線路内に侵入して三脚を広げを撮影しています。目撃者からは怒りの声があがっているのですが、その矛先が撮影をしていた鉄オタではなく鉄道会社でした。目撃者によると
さすがJR東日本、こんなに列車に近づいても非常停車しないなんてお客様思いの会社だね☆ミ鉄道ファンはマナーが良いって言ってたのはどこのどいつですか?
とあくまで危険な状態なのに列車を止めないほうが悪いとのことです。また鉄オタ特有の執拗に拡散したがる特徴によるものなのか、やたらとハッシュタグが使われておりその影響もあったのか多くの人の目に留まり注目される事態になったものと思われます。
目には目を、晒しには晒しを。
晒された報復として線路内侵入した鉄オタが車内の目撃者を晒し返しています。これを傍から見たらどっちもどっちだと思うのは一般人の感想でしょう。お互いの首を絞めていることも気づかず一時の感情で動く、鉄オタに肖像権はないのでしょうか。
外野も参戦し同族同士不毛な争いに
しかし今度は車内から身を乗り出して撮影しているのが危ないと、鉄オタが鉄オタを煽り返すという事態が発生しました。確かに車内から身を乗り出すのは危険ですし鉄道会社の安全管理に非はあるものの、元をたどれば線路内で撮影していたのが悪いことです。鉄オタ同士いがみ合っても立場が悪くなるだけなのですが彼らにそれがわかる日は来るのでしょうか。
駅員が危険を感じて非常停止させた事例はある。
ホーム上でのことですが鉄オタが黄色い線を大幅に超えて線路に身を乗り出していて撮影していたため、駅員が危険を感じて緊急停止ボタンを押して、進入中の列車が緊急停車する事態が過去に起きました。事態を重く見て謝罪するのかと思いきや、シャッターチャンスと撮影を続けたり一目散に逃げだしたりと自分勝手すぎる対応でした。
このように危険と感じたら列車を止めるというのがベストなのですが、鉄オタによる線路内侵入がこれに限らずあまりにも多いため、言い方が悪いですがこの程度で止めていてはまともに臨時列車を走らせられないのが現状です。だからといって線路内侵入は許される行為ではないですし、接触事故が起こる可能性は十分あります。事故防止にも鉄オタには自己の利益以外にも安全意識を高めてもらいたいものです。