12月17日、東武鉄道はSL大樹の単機けん引運転を2021年1月17日からC11形325号機の運転により実施することを発表しました。
元真岡鐵道C11形325号機が単機で運転
SL大樹開業当時より、日光・鬼怒川エリアを運行しているC11形207号機ですが、長期的な定期検査に入ります。そのため期間中はC11形325号機のSL編成による単機けん引運転を中心に行います。なお、SL大樹「ふたら」運転日には、補機としてDLが連結します。
また同期間中は、同社単独でSL機関士を養成できる体制が整ったことから、SL機関士として必要な知識や技能の習得を図る自社養成を実施し、SLの複数機運転に向けて、要員面での安定的な体制を整えるとしています。
運転期間は2021年1月17日から5月頃までです。
それに伴い325号機は試運転を行うのですが、同車両は真岡鐵道から譲渡されたということで、真岡鐵道で現役時代で芳賀地区広域行政事務組合より譲受された、真岡鐵道での運行時に取り付けていたヘッドマークをモチーフとした試運転用ヘッドマークを掲出します。
真岡鐵道との連携施策の一環として実施するもので、真岡鐵道での運行時に人気のあったヘッドマーク計3種をリメイクした、計3種類のヘッドマークを 、2020年12月22日から24日の3日間で実施される試運転において1日毎にデザインを変えて掲出します。
同期間中に下今市SL展示館2階カウンターでは先着50名にC11 325運転開始を記念したオリジナルポスターが プレゼントされます。
東武鉄道より鉄道ファンなどに向けて撮影マナーに関する注意が呼びかけられています。
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