JR四国は松山から八幡浜まで運転している「伊予灘ものがたり」について、現在使用されている「キロ47形」を2021年12月末をもってラストランとすることが発表されました。
後継車にはキハ185形を改造車が使用されるということです。
「伊予灘ものがたり」ラストランロゴを掲示
伊予灘ものがたりは2014年から運行を開始し、2021年12月末にラストランを迎えるキロ47形車両を描いた「ラストランオリジナルロゴマーク」が設置されます。
また、その他に乗車するとオリジナル乗車記念証もプレゼントされ、季節によってデザインが変わるということです。
2021年8月以降にラストランツアーが企画されるということで、これも鉄道ファンの方にとっては楽しみの一つではないでしょうか?
2代目「伊予灘ものがたり」はキハ185形を改造 3両編成で運転
今回初代伊予灘ものがたりであるキロ47形車両は2021年12月末をもってラストランとなりますが、伊予灘ものがたり自体は運転を継続するということで、後継車両としてキハ185形改造車が使用されるということです。改造は外観・内装などの車両デザインはJR四国社員が担当するということです。
これに伴い、今まで2両編成で運転してきましたが、後継車両のキハ185形車両では3両編成に増えることになります。
運転日は土日祝日を中心に1日2往復運転するということで、これまでの運転頻度は継続します。
運行継続の理由は驚異の平均乗車率88.7%か
伊予灘ものがたりが改造車を作って、運行を継続する理由としては高い乗車率があるのではないでしょうか。2014年の運行開始からこれまで13万人が乗車しましたが、なんと平均乗車率が88.7%という驚異の乗車率を誇ります。
列車そのものが人気ということもありますが、2014年の運行開始以来、自発的におもてなしをしてきた地域の方々の功績もあるかもしれませんね。
初代伊予灘ものがたりキロ47形車両がラストランになる前に乗ってみてもいいかもしれませんね。