JR東日本は2021年2月21日から東北新幹線の代行輸送に臨時快速列車を運転されることが決まっていますが、今回新潟~酒田・秋田間の特急いなほ車両が使われることが、「ほぼ確定」となりました。

車両形式はE653系で新潟車両センター所属のU101編成7両編成が充当されることになりました。また、那須塩原まで現在回送済みです。

ネット上では鉄道ファンからも「想定していなかった」との声もあり、当初は3通りの説が考えられていました。

・常磐線の普通列車が充当される説(E531系 5両または10両)

・常磐線の臨時列車に使用される説(E653系 勝田車)

・新潟~秋田間の特急いなほが使用される説(E653系新潟車 通称「フルーツ牛乳」)

この中から特急いなほ車両が使用されることを見事的中させられた人は少なかったのではないでしょうか?

【新潟~那須塩原・仙台に移動】新潟の特急いなほが東北新幹線の代行輸送に使用

2021年2月20日現在、東北地方で発生した地震の影響で東北新幹線那須塩原~一ノ関駅間の上下線で終日運転を見合わせています。

このため、新幹線を利用して東京~仙台間などを利用したい人を救済するために臨時快速列車が運転されることとなりました。

今回の臨時快速列車運転のために特急いなほに使用されるE653系をわざわざ新潟~埼玉県の大宮駅を経由して、那須塩原まで回送。21日からは那須塩原~仙台間の臨時快速列車列車として3日間運転することになりました。

一体なぜ、新潟からわざわざ特急いなほ車両を仙台方面に持っていったのでしょうか?方法としては常磐線で使用されている車両を使用する手段もあったと思われますが、そこにある理由は何だったのでしょうか?

キーワードは「雪まつり」です。(JR東日本から公式発表がないので仮説になります。)

2021年は新型コロナで実施されなかった特急「十日町雪祭り号」の回送ダイヤを流用か?

2020年は2月14日~16日にかけて新潟県の「十日町雪まつり」に合わせた臨時特急列車「十日町雪祭り号」が大宮~十日町間で運転されていました。

2021年は新型コロナウイルス感染拡大影響で雪まつり自体の開催中止・運転中止となっていました。あくまで仮説ですが、2021年2月20日~21日にかけて本来実施される予定でした。奇しくも今回は2021年2月20日夕方から夜にかけて、新津から大宮まで回送(東大宮車両センターに留置)となっています。

本来十日町雪祭り号が運転されていれば、回送された翌日は大宮発十日町行きとして運転される予定だったものだったと思われます。十日町雪まつりが中止になったため、車両の都合がつくなどの理由から、今回の東北新幹線の臨時快速列車に使用されることになった可能性があります。

あえて茨城県の勝田にいるE653系を使用しなかったのはそういった意図があったからではないでしょうか?

今回の臨時快速は「応援したくなる・感動する列車」

鉄道ファンにとっては今回の対応は「JR東日本の本気」を感じさせる列車であり、子供の方や一般人の方にとっては「新潟からやってきたヒーロー」として3日間活躍することでしょう。どうしても東京~仙台間を移動しなくてはならない人にとっては「ありがたい存在の列車」となるでしょう。

鉄道車両に人格はありませんが、人間に例えるなら「ピンチの時に駆けつけてくれた助っ人」でしょう。

しかもわざわざ、新潟から大宮を経由して那須塩原まで片道415kmもの道のりを走り、休む間もなく翌日は那須塩原~仙台間の臨時快速列車としながらも、往復400kmの道のりを全速力で3往復して、24日の東北新幹線の全線再開を見届けたら、颯爽と新潟に戻っていくとかかっこよすぎませんか?そういった意味でも応援したくなり、思わず「ありがとう」と言ってしまうような列車ではないでしょうか?

一般の方にはあまり知られていないようですので、鉄道ファンの方で東京~仙台間の移動で路頭に迷っている人・困っている方がいれば、助けてあげてくださいね。

今後臨時快速列車の運転によって、どのように人々に影響を与えていくのか見守っていきたいですね。

東北新幹線臨時快速列車についての記事は下のリンクをご覧ください。

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