JR東日本・小田急はMaaSの実証実験を2021年1月から実施すると発表しました。エリアは町田の一部地域(東京都町田市山崎団地周辺エリア)に限定して実施されます。
小田急・JR東日本・NTTドコモ・神奈中がMaaSの実証実験
今回実証実験を行う事業者はJR東日本・小田急・NTTドコモ・神奈中はMaaSの実証実験を行うと発表しました。
事業者によってそれぞれ役割が異なり、JR東日本は主にデータ提供、小田急はMaaSのオペレーター、NTTドコモと神奈中はおんでまんどこうつうを担当します。
その他、商業施設などと連携し、サービス提供を行っていくということです。
MaaSアプリ「EMOT」を使用し、購入などをオンライン上できるということです。できるサービスは次の通りです。
①AI 運行バスのシステムを用いた「乗合型オンデマンド公共交通サービス」
※小田急電鉄の開発した MaaS アプリ「EMot」で提供
② JR 東日本の首都圏のほぼ全線および首都圏以外の主要路線、小田急線全線、神奈川中央交通の路線バスの「リアルタイム情報を組み合わせた乗り継ぎ経路案内サービス」
今回はあくまで実証実験のため、2020年3月で終了する予定です。MaaSが普及し、公共交通機関が乗り放題のプランがでれば、公共交通機関での利用が増えるかもしれません。
海外の事例では月額定額制で、1か月公共交通が乗り放題となるプランが発売されているので、首都圏でも導入されるかが注目されます。