新宿西口の地下にある「新宿メトロ食堂街」が2020年9月30日をもって閉店し、54年間の歴史に幕を下ろします。

正式なプレスリリースは発表されていませんが、新宿駅で計画されている「ツインタワー・高層ビル」計画の予定されている敷地が被っているのが、原因で閉店になると思われます。

現在「小田急電鉄と東京メトロ」が共同で高さ260メートルの「高層ビル」の建設が計画されています。完成すれば新宿区にある「都庁」を抜き、「新宿で一番の高層ビル」となる予定です。

また、高層ビル計画はJR東日本でも計画されており、小田急・東京メトロとJR東日本で高層ビルを建てるため「新宿駅ツインタワー」が完成する予定です。

新宿メトロ食堂街は2020年9月30日で閉店 新宿駅再開発「ツインタワー・高層ビル」計画が原因か

こちらは先日編集部がメトロ食堂街へ向かう階段を通りかかったときの写真です。

階段には「54年間ありがとう メトロ食堂街」と書いてあります。

「A10出口」に書いている「メトロ食堂街」という案内表示も9月30日をもって消えてしまうのではないでしょうか。あるいはメトロ食堂街閉店後も「メトロ食堂街」の案内表示は残るかもしれません。

敷地内は東京メトロが管轄している土地になっており、階段の後ろ側には「東京メトロ丸ノ内線」の改札口が設置されています。

また、新宿西口にある丸ノ内線の改札については今のところ移転や撤去などの情報は入っていません。(9月30日以降も利用することができます。

階段の近くにある「Jマーケット」も9月30日をもって閉店へ

また、メトロ食堂街店を構えている「Jマーケット東京メトロ新宿駅店」は閉店となります。

「メトロ食堂街」が閉店することに伴う閉店となります。

今まで株主優待券などの金券を買うのに利用していた人にとっては閉店は残念かもしれません。

新宿駅「ツインタワー・高層ビル計画」の概要 JR東日本と小田急・東京メトロでそれぞれ建設

 

東京メトロ・小田急の2社は共同で新宿西口に高層ビルを建設します。

予定の高層ビルは地上48階、地下5階で建設の予定で建物内には駅施設のほか商業施設などが入る予定です。

この高層ビル建設に伴い「小田急百貨店」「新宿ミロード」を建て替えすることになります。

建設予定地を見る限りメトロ食堂街のある敷地も無関係とは言えなさそうです。

JR東日本でも「ルミネエスト新宿」が建設から56年が経過しており、そちらも建て替えが予定されていて同じ高さ260mの高層ビルが建設されることから「ツインタワー」が新宿駅の東西にできることになります。

また、現在の新宿駅直上に「JR・小田急連絡空中デッキ」も建設される予定で、今までの新宿駅から景色が一変しそうです。

今後の鉄道会社の発表にも注目していきたいですね。

0 0
Article Rating
申し込む
注目する
guest
0 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事