10月18日、「ALFA-X」の愛称がある新幹線用高速運転試験電車のE956形が整備新幹線区間を360km/hで試運転をしました。

盛岡以北で2回目の360km/h走行

愛称のALFA-X(アルファエックス)は「Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentation」(鉄道実験における最先端の活動を行うための先進的な試験室)が由来です。北海道新幹線札幌開業を視野に360km/h営業運転が可能な営業車両の開発を目的とし、2019年5月から2022年3月にかけて、400km/h走行なども含めた様々な試験を実施しています。

一部の休日で定期的に深夜に試運転が行われており、主に仙台から新青森間を1,2往復します。今回は従来通りのスジなら2往復する予定したが、盛岡到着後一向に発車しないため、何らかのトラブルが発生したと思われていました。

従来より大幅に遅れて盛岡を出発しましたが七戸十和田付近で360km/h出して走行していることが確認されました。その他の地点でも通常よりも高速走行が確認されました。整備新幹線区間(盛岡~新青森)で360km/hを出すのは今回が2回目で、360km/h試験のためスジが変わったから従来通りではなかったと思われます。

360km/h走行は盛岡以南では何回も見られ、一ノ関から第一北上川橋梁の途中まで1度だけ400km/h走行をしたことがあります。盛岡以北での高速走行は今まで1回しか見られなかったため、騒音確認などの何らかの試験に向けて動き出したと考えられます。

整備新幹線では高速走行試験でも普段は320km/hしか出しません。同区間での360km/h試験は年に数回しか見れない貴重なものになっています。今回は下りのみで上りは通常通りの速度でした。

現在は営業運転では280km/hまでしか出せませんが、この高速走行が実現出来ればかなりの短縮になりますが、騒音対策などが課題になります。また同じく整備新幹線の長野新幹線の最高速度向上も期待できます。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事