9月9日、JR北海道旭川運転所に放置されてきた旧型客車に動きがあり話題になりました。解体の可能性もあり今後の行方に注目が集まっています。
旭川で姿を現した旧型客車
旭川運転所にある旧型客車は旧SLニセコ号用の客車で今では貴重な存在になっています。シートに覆われていたため存在していることを知らなかった人も多く居ましたが今回4両中3両のシートが剥がされ、比較的綺麗な状態であることがわかりました。
シートが剥がされたことにより何らかの動きがあると思われますが、解体の可能性も危惧されています。JR北海道では既に除籍されていることから、今後活躍できるとしても他社に譲渡することになります。
ネット上では譲渡先の候補としてJR東日本・東武・大井川鉄道の3社が挙げられています。
JR東日本はSLぐんまがありますし、そもそも旧客4両は高崎から譲渡されたものなので元の居場所に返される形になります。
東武はSL大樹がありJR北海道からSLを貸し出されている実績があります。SLは今後貸し出しではなく譲渡になるので旧客も便乗してそうなる可能性はあります。
大井川鉄道ではほぼ現役の状態で旧型客車が走っており今回のようにほとんど手をつけられていない状態のものに需要があります。
譲渡先の候補はあるものの、あくまで外の人間が勝手に考えたことなのでそのまま解体されてしまう可能性もあります。しかしネット上ではもったいないとJR北海道には譲渡をして欲しいという声が多く挙がっています。