今回はJR西日本の大都市近郊区間で150円の大回り乗車をやってきました。まだまだ国鉄車両が数多く残っており、今回の旅も113系などに乗車しました。また、気動車にも乗れるということで結構お得感がありますよね。今回はそれについて紹介していきます。

そもそも150円で大回りって何?不正乗車じゃないの?

そもそも大回り乗車とは大都市近郊区間内であれば、どの経路を通っても最短の運賃で計算するというルールを拡大解釈して行うものです。例えば京都から大阪へ行く場合、JR京都線の新快速なら30分くらいで着きますが、これを木津→奈良→桜井→高田→和歌山→天王寺→京橋→尼崎→大阪とあえて大回り乗車してもいいわけです。

ただし、通常の切符とルールは同じで途中下車とルートの重複はできません。

JR西日本の大回りで面白いのは「東海道新幹線・山陽新幹線に乗車できてしまうこと」。JR東日本の大都市近郊区間では「新幹線を利用する場合は除く」となっていますが、JR西日本エリアでは新大阪から米原間、西明石~相生間に限っては新幹線特急料金を支払えば乗車することができます。

一般の方からはよく不正乗車ではないのかと言われることがありますが、一応大都市近郊区間内でルールさえ守れば大回り乗車は不正乗車になりません。

実際にJR西日本の大都市近郊区間内で150円大回り乗車をしてみた

今回は京都~東福寺間で大回り乗車をしました。この奈良線に乗れば次の駅が東福寺なので、1.0km移動して終わりなのですが、今回は大回りなのでJR京都線ホームへ向かいます。奈良線の103系はいつまで乗れるか分からないので、この車両にも乗っておきたいですね。

この時お昼を食べていなかったのですが、京都駅の改札内には駅弁屋があります。大回り乗車だと最低でも3時間くらいの旅程になるので、せめて飲み物と何か食べれるものは買っておきたいですね。

最近JR京都線で連結が始まった指定席のA-SEAT。この列車に乗ってもよかったのですが乗り継ぎの関係で10時30分発の新快速に乗車しました。余談ですが、JR京都駅の屋根をこうやって見ると結構古いですよね。国鉄感があって個人的には好きです。今回は乗車しませんでしたが、湖西線の普通列車には未だに113系・117系といった国鉄車両が使用されています。大回りする際はそちらも検討するか、隣の山科駅まで乗ってみるのもいいんじゃないでしょうか?

今回は10時半スタートということで、大回りというか気軽な小旅行的な感じで楽しんでいけるルートなので、このルートなら学校終わりとかでも行けるかもしれないですね。

草津駅からは国鉄車両の113系電車に乗車

京都から約20分で草津駅に到着。ここからは草津線に乗り換えます。ここの区間では221系か113系が走っていて、今回は113系に乗車しました。車番を見るとクハ111と書いてありますね。一瞬111系かと思いましたが、実際は113系のようです。

今回乗車した113系の車内はこんな感じです。ほとんど昔ながらの座席が残っています。何度か大回りしていますが、他の新快速電車の座席に準じた内装になっていることもあります。草津線でそういった車両があるかは、正確には言えませんが、広島地区のカープ電車は新快速に準じた座席の車両になっていたと思います。

終点の柘植(つげ)駅に到着です。意外と難読ですよね。鉄道ファンの方でもあまり西日本に縁がない方は読めないのではないでしょうか?全く関係ないですが、JR東海の社長が確か柘植さんでしたね。

柘植駅では何やら忍者の人形が・・・1番のりばと書いてあるところにも忍者がいますね・・・(これは階段をジャンプで飛び降りている絵なのか・・・)

この先の伊賀上野駅では伊賀鉄道線があるので、分かりやすい案内にするために設置がされているんでしょうね。伊賀上野のあたりは忍者の町として推しているため、こういう忍者の展示があるんですね。

国鉄車両を乗った後は気動車 関西本線の主力キハ120に乗車

さて、ここからは気動車に乗っていきます。関西ローカルの気動車と言えばキハ120形。関西本線のうち気動車区間は全てこの車両です。内装を見るとクロスシートの有無やICカード対応の準備がされている車両など、ちょっとした違いがあるので探してみるといいかもしれませんね。

関西本線の中でも柘植から加茂間は比較的景色がよく、のどかな風景が広がっています。

京都や大阪から大体1時間くらいで行ける距離なのに、川に沿って走る区間では渓谷鉄道に乗っているような気分を味わえます。

終点の加茂駅に到着です。関西本線のキハ120はほとんど1両編成の時が多い気がしますが、今回乗ってきたのは2両編成の列車でした。一応関西本線のキハ120は最大3両までは走れるみたいですね。

記事を書いている途中で気づきましたが、なんか幕が壊れている車両だったみたいですね。白幕に文字がよく見ると書いてありました。

加茂から先は木津まで行き、東福寺までみやこ路快速で帰りました。(乗り換え時間が短かったので写真がありません。)

今回の大回りでかかった距離と時間は? 大回りの際の注意点

今回は京都→(JR琵琶湖線新快速)→草津→(草津線)→柘植→(関西本線)→加茂→(JR大和路線快速)→木津→(JR奈良線 みやこ路快速)→東福寺のルートで大回りをしました。

移動した距離は営業キロで139.5km、時間は3時間9分です。運賃は京都から東福寺間の150円でした。

注意点ですが、時間帯によってはかなり乗り継ぎが悪かったりするので、事前に時間を調べていくことをおススメします。また、今回の大回りの柘植駅での乗り換え時間は2分しかなく、草津線の4両のうち一番前に乗っているとかなり乗り換えの階段が遠いため、事前に後ろへ移動しておいた方がいいかもしれません。

最大748キロの大回りもできるそうですが、途中改札を出られないのと体力的にかなりきついのでお勧めはできません。また、運転見合わせ時には帰れなくなる危険性もあります。無理のない範囲で大回りをするのが一番かもしれません。

今回は乗車しませんでしたが、個人的に大回りで乗っておきたい路線はおおさか東線です。既に201系の置き換えが決定していますし、乗れるうちに乗っておいた方がいいかもしれません。運転士さんによってはブレーキをギリギリまで詰めて、残圧停車でしっかり止める方のハンドル捌きも、国鉄車両ならではの光景だと思いますので乗車した際には注目してみてはどうでしょうか?

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