近鉄名阪特急として長らく主力だった「アーバンライナー」での甲乙「化け」特急の運用が終了となりました。
「ひのとり」に置き換えすすむ、アーバンライナーでの運用が終了 ダイヤ改正で
アーバンライナーで運転されていた「名阪甲乙化け特急」とは、大阪難波→近鉄名古屋で運転されていた夜の特急列車です。
最終列車に近いという性質から、大阪難波→津までは停車駅の少ない「名阪甲特急」、津→近鉄名古屋までは停車駅の多い「名阪乙特急」として、運転していました。
近鉄のダイヤ改正で2020年11月21日からは「アーバンライナー」が名阪甲乙化け特急には入らなくなりました。
近鉄では名阪特急を新型車両「ひのとり」に置き換える動きとなっており、2021年春までに全列車「ひのとり」での運転となります。
そのため、現在使用している「アーバンライナー」は名阪特急以外での使用、乙特急での使用となる予定です。
大阪・名古屋に行くときに「アーバンライナー」という言葉はあまり使わなくなるかもしれません。
「甲特急→乙特急」に化ける停車駅
停車駅は大阪上本町、鶴橋、津、白子、四日市、桑名とちょっと変わった停車駅です、
6両編成のアーバンライナーが充てられていました。
ひのとりで「プレミアムシート」が登場しましたが、アーバンライナーにも似たようなのがあり、「デラックスカー」という2+1の座席配置のものがあります。
これから名阪特急ではなく、汎用特急として使われるアーバンライナーですが、今後デラックスカーがどうなっていくのかということも注目されます。