JR西日本は、北陸本線(金沢~敦賀)の第一種鉄道事業廃止について、国土交通省北陸信越運輸局に2月28日付で届け出ました。
これは北陸新幹線敦賀延伸開業に合わせたもので、同区間が並行在来線に該当するためです。JR西日本の第一種鉄道事業廃止は、2024年春ごろの北陸新幹線延伸開業日と同日としています。
金沢~大聖寺を「IRいしかわ鉄道」、大聖寺~敦賀を新会社の「ハピラインふくい」がそれぞれ引き継ぐ予定になっています。
米原〜直江津の353.8kmを結んだ北陸本線ですが、2015年の北陸新幹線金沢延伸で、米原〜金沢の176.6kmに。さらに2024年春の敦賀延伸で米原〜敦賀45.9kmの路線となり、元々の12.9%しか残らなくなります。特急幹線だった北陸本線ですが、その役割を新幹線へ移して生活路線になる様子を目の当たりにするようです。