小田急電鉄は箱根フリーパスを10月1日発売分から値上げすることを発表しました。
箱根フリーパス値上げ
箱根フリーパスは、小田急線発駅から小田原駅までの往復割引乗車券と、箱根エリアにある小田急グループの8つの乗り物の指定区間が乗り降り自由となる周遊乗車券がセットになった企画乗車券です。乗り物に加えて、箱根エリアの観光施設や美術館、飲食店での優待・割引などの利用特典が付帯しています。
利用日の1ヶ月前から購入できますが、10月1日発売分から、「箱根フリーパス」「デジタル箱根フリーパス」と訪日外国人旅行者向け商品「富士箱根パス」「箱根鎌倉パス」のおとな料金を400円加算します。なお値上げは2年前にもありました。
代替手段は?
コロナ前から設備投資を行った関係で、今回の値上げに踏み切った小田急ですが、代替手段もあります。競合として伊豆箱根バスがあり、本数や仙石原、畑宿、三島、御殿場方面には行けないという弱点もありますが、かなり安く箱根周辺を巡ることができます。
小田急までは1枚500円程度で入手できる株主優待券の使用をおすすめします。
ワンデーバスフリー・ツーデーバスフリー
ワンデーバスフリー
・大人 1,700円 小学生 850円
ツーデーバスフリー
・大人 2,000円 小学生 1,000円
小田原・熱海・湯河原の指定区間内での伊豆箱根バスを乗降り自由。
箱根旅助け
・大人 3,000円 ・小学生 1,500円
小田原・熱海・湯河原の指定区間内での伊豆箱根バスを、2日間乗降り自由と箱根駒ヶ岳ロープウェー・箱根十国峠ケーブルカー・箱根芦ノ湖遊覧船(双胴船)・箱根園水族館(1回)が箱根旅助けの料金に含まれています。
指定区間
- 小田原駅~箱根園線
- 熱海駅~箱根関所跡・箱根園線
- 湯河原駅~箱根関所跡線
- 真鶴駅~ケープ真鶴線