7月26日、東急建設は相鉄海老名駅改良工事で基礎杭に先端不良を確認したことを認めました。

海老名駅新駅舎開業に遅れが

2021年3月11日付けの相模鉄道プレスリリースによると、同社海老名駅で2020年4月より行っている駅舎改良工事で架設が完了した鉄骨の一部に不具合が発生したため、原因を特定するための調査を行っていました。

鉄骨架設工事を進めていたところ、ホーム中ほどより改札寄りの鉄骨の高さが設計値よりも低い値となっていることが判明したとのことです。

施工者である東急建設がこの原因を究明するための調査を進めた結果、基礎杭に先端不良を確認し、7月16日に相模鉄道と東急建設の両社がプレスリリースを出しました。

記録が不正? 相鉄vs東急

今回の一件は工事ミスなどではなく、杭工事の施工記録と調査結果に齟齬がありました。東急建設は重大に受け止め、第三者を加えた社内に設置した検証委員会において、発生事実および原因に関する精査・特定を進めるとのことです。

東急建設は「施工管理上の不備があったものと認識しており、本件の修復につきまして、事業主様をはじめ工事関係者と協議のうえ、責任をもって誠心誠意対応してまいります」としています。

相模鉄道は「外部者を交えた調査委員会を設けて施工記録の齟齬に関する詳細な調査を行い報告すること、また基礎杭の不良箇所を修復することを要求し、今後は適切な対策の実施と品質管理の徹底を図り、より安全な工事品質の確保に努めるよう厳重に注意しました」としています。

両社は2022年度に予定していた海老名駅新駅舎開業は遅れるが、列車の運行に支障はないとしています。具体的な開業スケジュールについては未定です。

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