2月5日、燃料電池ハイブリッド試験車両「HYBARI(ひばり)」が、J-TREC横浜事業所を出場しました。

次世代エネルギー「水素燃料」初の鉄道試験車

2月5日未明、J-TREC横浜事業所を出場しました。

この燃料電池ハイブリッド試験車両、FV-E991系「HYBARI(ひばり)」は、JR東日本、日立製作所、トヨタ自動車の共同開発車両で、水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載しています。

自動車では、トヨタ自動車が開発した水素燃料電池バス「SORA」が、東京都交通局や京急バスなどで採用がされていますが、日本鉄道車両で水素燃料が採用されたのは、この車両が初となります。

車両用信号炎管は省略されており、パンタ台のみ確認できます。電力変換装置はSC947形、燃料電池システム箱(燃料電池装置)はFB901形でいずれも日立製です。台車形式はDT960、TR919Aで、両端に自動連結器とブレーキ管が仮設されています。

2022年3月から実証試験開始予定

このFV-E991系は、2022年3月から鶴見線、南武支線、南武線(尻手~武蔵中原)にて実証試験が行われる予定となっています。

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