8月10日に発生した、北陸本線の北陸トンネル内での防護無線受信ですが、その原因が明らかになりました。
北陸トンネル火災事故の影響? お盆が重なり怪談騒動に
今日午前10時ごろから、北陸本線の敦賀~今庄間にある北陸トンネルを走る全ての列車が防護無線を受信しました。発報している列車が特定できず、どこから発報され続けているのか正体がわからない状態で、ネット上では困惑の声があがりました。
「怖すぎ」
「お盆だからか...」
「北陸トンネル列車火災事故の霊…?」
北陸トンネルでは急行きたぐにで1972年11月6日に発生したトンネル内火災により、乗客・乗務員30人が死亡、714人が負傷する事故がありました。そのため、お盆という時期が重なり、恐怖する人が多く見られました。
調査の結果、トンネル内の防護無線の中継装置が故障し、無線を発報し続けていたことが原因だと分かりました。トンネルのような電波が届きにくい場所では、防護無線を受信できない可能性があるため、中継装置が使用されています。
科学的な原因が判明しても、「ただの故障なのかな」などと、疑問の声があがっています。