東海道・山陽新幹線では、3大ピーク期間中の「のぞみ」号を全席指定席として運行するという新たな取り組みが始まります。
全ての「のぞみ」号が全車指定席に
JR東海は、今年度の年末年始(2023年12月28日~2024年1月4日)において、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」号を全席指定席として運行することを発表しました。これは、3大ピーク期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)における「のぞみ」号の利用者増を緩和するための措置として取られるもので、通常は1~3号車に設定されている自由席が指定席に変更されます。
東京~新大阪間の「のぞみ」ダイヤ12本が活用されるほか、さらなる列車の増発も予定されています。
ただし、全席指定席であっても、立席であれば自由席特急券を持って乗車することができます。空席がある場合でも、着席すれば指定席料金が必要です。
また、「EXサービス」では、2023年10月1日から最大1年先の指定席の予約が可能となる予定です。10月1日の時点で今年度の年末年始や来年のゴー ルデンウィークやお盆の指定席を予約可能です。
今後、3大ピーク期における「のぞみ」号の取扱いは、今年度の年末年始と同様に実施される予定で、詳細は都度決定されるとのこと。