2021年12月31日、上越線運転見合わせに伴う振り替え輸送を中止するとJR東日本が発表しました。突然の振り替え輸送中止で利用客は困惑しています。一体なぜでしょうか?
長岡駅に掲出された「振り替え輸送中止」の案内
こちらは実際の長岡駅の様子です。確かに「本日12月31日㈮は上越線列車運休に伴う新幹線振り替え輸送は実施しておりません。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますがご理解賜りますようお願いいたします。」と書かれています。
これには突然の中止宣言に利用客は困惑の声が聞かれており、「コミケ行けばよかった」「計画がパー」との声も寄せられています。
これまでの上越新幹線振り替え輸送の実施状況(2021年12月31日まで)
これまでの実施状況を改めて振り替えてみましょう。今回の振り替え輸送は大雪が始まった12月26日から実施されていました。
- 2021年12月26日 長岡~高崎間新幹線振り替え輸送 【実施】
- 2021年12月27日 長岡~高崎間新幹線振り替え輸送 【実施】
- 2021年12月28日 上越線運転再開で振り替え輸送実施せず
- 2021年12月29日 越後湯沢~高崎間で振り替え輸送【実施】
- 2021年12月30日 上越線運転再開で振り替え輸送実施せず
- 2021年12月31日 上越線水上~長岡間で始発から運転見合わせ 上越新幹線振り替え輸送は実施せず【中止】
- 2022年1月4日 新幹線振替輸送が再開【実施】
これまでは上越線運転見合わせ=上越新幹線振り替え輸送を実施するということでしたが、12月31日は例外的に実施しないとしました。
18きっぱー殺到が原因か 29日には混雑も
確かに29日は高崎駅に振り替え輸送の客が有人改札に殺到することがあり、もしかするとこれが原因で中止になったのかもしれません。29日までの振り替え輸送では乗車券・18きっぷのみで乗車することが出来ました。
また、年末年始ということで指定席が満席、自由席に人があふれているという情報もあり、自由席で満席になってしまうのを避ける狙い、もしくは年末年始だから特急券を買って新幹線に乗ってもらうという狙いがあるのかもしれません。
いずれにしても、新幹線振り替え輸送をしない場合には、乗客に周知が行われるべきではないでしょうか?次からは始発駅で上越新幹線振り替え輸送があるか確認した方が良さそうです。
新幹線は、富裕層と外国人の客に迷惑千万となる「18きっぱー」を締め出し、今後の新幹線での振替輸送は当該区間の「通勤定期券」と「ジパング倶楽部」と「大人の休日倶楽部」のみとさせ、かつ「全車両指定席」にしてまでもその18きっぱーを高齢者運転かつ割高なタクシーに誘導させるべきだと思います。