東京都交通局は都営浅草線にホームドアを全駅に設置すると発表しました。

これまで、都営浅草線では泉岳寺・三田・大門・新橋のみ設置されていましたが、今回それ以外の駅についても設置を行うことが発表されました。

ホームドアの設置は2021年秋ごろから、2023年度までに整備が行われます。

また、押上駅については京成電鉄が整備を行います。

都営浅草線ホームドア設置の内容

今回のホームドアの設置は東銀座駅からスタートし、東銀座→宝町→日本橋・・・の順に整備が行われ、本所吾妻橋まで整備が終わった後は、高輪台→西馬込間のホームドアを設置します。

都営浅草線のホームドアはQRコード式が採用 なぜ採用された?

都営浅草線ではドア数が異なる車両が運転されており、他の鉄道会社ではドア数を合わせるために車両を廃車にして、ドア数を統一するというやり方が一般的です。

しかし、都営浅草線の場合は京成・京急・都営の車両が相互乗り入れを行っているため、他社の車両まで廃車にしたり、乗り入れ禁止にするのは多くの経費と時間がかかってしまいます。

そこで、都営はドア数に応じてホームドアを開閉できるようにするため、ドアにQRコードを設置しました。

これによって、車両の改修工事を行わずに経費を削減し、設置までの時間を短縮するというのが大きなメリットです。

なので、今回の都営浅草線ホームドア設置によって鉄道車両が引退する事態は発生しません。

すでに先行工事として、泉岳寺~新橋間のホームドアはこの方式が採用されています。

この方法は京急・神戸市営地下鉄に導入されているほか、JR東海でも実証実験を行う予定となっていて、ホームドアのトレンドとして注目されている方式です。

QRコード式のホームドアの仕組み

QRコードはどのように認識しているのでしょうか?

車両の扉に設置されているQRコードは車両の情報を読み込み・ホームドアの開閉を行います。この時、車両がオーバーランしていないか、連結面のくぼみを利用して確認を行う「定位置停止検知センサー」で確認を行います。

ドアが開閉するとQRコードを認識できなくなるため、ドアが開いていることを認識します。

乗降が終わり、ドアを閉めると再びQRコードを認識し、ドアが閉まったことを確認します。それに合わせてホームドアが閉まり、一連の流れが終了するという仕組みになっています。

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