10月30日、都営三田線の新型車両6500形6501Fが近畿車輛・徳庵工場から甲種輸送されました。
【電子レンジみたい】都営6500形
東京都交通局は都営三田線に従来の6300形に代わる新型車両6500形を導入することを発表しました。今回は早くもその第1編成が近畿車輛(徳庵)から出場し、吹田貨物ターミナルから越谷貨物ターミナルに向けて甲種輸送されました。牽引はDE10 1561です。
都営三田線への新車導入は約22年振りとなり、従来の6両から2両増えて8両編成となりました。8両編成の車両が導入されるのは今回が初で、東京都交通局は輸送力が増強し、お客様の利便性が向上します、としています。
11月に1編成が納入され、試運転などを行い、2022年度から営業運転を開始する予定です。全部で13編成が導入され既存の6300形を置き換えます。
思い切ったデザインで賛否両論があり、否定的な意見が目立ちましたが、設備面は従来よりもかなり向上しています。今後の動向に注目が集まりそうです。JR東日本のE235系と似ていると話題になりましたが、製造はJ-TRECではなく近畿車輛でした。
近車一筋で製造と聞きましたので、日比谷線用を8両にしたバージョンが入るものと思いましたが、最近では珍しい切妻の前面は予想しませんでした。何れ、埼玉高速にも相鉄直通用が導入されると思いますが、どのような車両になるか注目です。