都営交通は地下鉄大江戸線を7割程度減便すると発表しました。減便が予定されている期間は2020年12月27日~2021年1月11日までです。乗務員の回復状況で期間が変更になる可能性があります。

今回の減便の理由は清澄白河にある清澄乗務区で、地下鉄運転業務に従事している職員15人が新型コロナウイルスに感染したためです。

都営大江戸線は12月27日から7割程度の運転に

都営地下鉄大江戸線は2020年12月27日から通常の7割程度に減便をするということです。ただし、2020年12月28日月曜日の朝ラッシュ時間帯は通常通りの運転を予定しています。

今回江東区清澄白河にある「清澄乗務区」ではマスク着用・手指消毒・職場内の消毒清掃・アクリル板・ビニールカーテンの設置などの対策を行ったにも関わらず、感染してしまったということです。

清澄乗務区では12月25日までに合計で15名の乗務員などで新型コロナウイルスの感染が確認されていますが、1名は職場復帰、5名が自宅待機、PCR検査を受けるために3名自宅療養中ということです。

乗務員さんの職場復帰状況によって減便期間は変更するということが発表されています。

「列車を利用することが危険」ということが意見として先行しそうですが、日常生活に必要な乗り物で、皆さんの生活を支えています。利用客にとって大江戸線の乗務員は敵ではありません。本来の敵は新型コロナウイルスです。

どうか今回の減便で、都営大江戸線の乗務員さんなどへの差別や偏見が生まれないことを切に願っております。

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