2021年1月3日、2両編成で運転されている東急世田谷線が4両編成で運転されました。
普段は絶対に運転されない4両編成。一体なぜ運転されたのでしょうか?
【ドアが開いたまま走行】4両編成の世田谷線
珍しい世田谷線の四両編成?本当にくっつけただけなので、引っ張る側も引っ張られる側もドアを開けながら運転しないと連絡が取れないみたいで、運転士さん、整備士さん達が四苦八苦していたみたい…本当にお疲れ様でした。 pic.twitter.com/qawkFM4O5G
— 受球割増 (@uktwm) January 3, 2021
こちらが実際に運転された東急世田谷線の4両編成です。東急世田谷線は路面電車のような路線で、2両編成で運転されています。列車が止まるホームを2両編成から4両編成に伸ばす計画もありません。
しかも、ドアが開いたまま走行しています。よく見ると緑の車両では「ドアが開けたり閉めたり」行われています。でも、乗客はすべて降ろして運転されているので安心してください。
ツイートされていた人によると、ドアを開けることで連絡を取り合って運転していたということです。
4両編成の世田谷線 原因は?
三軒茶屋駅を使ったことがある人は分かると思いますが、ホームが一つしかなく4両編成では折り返しができません。
それでは一体なぜ世田谷線の4両編成が運転されたのでしょうか?
実は宮の坂~上町駅間での車両故障を起こしていて、後ろのみどりの電車が故障しており、黄色の電車が救援にやってきて、引っ張っている形となっています。
こういったケースは他の鉄道会社でも過去に事例があり、JR東日本では横須賀線で30両編成で運転した事例があります。
車両故障をして列車が止まってしまうことは一般の方には苦痛だと思いますが、鉄道ファンにとってはこういった事態が起こると面白いと感じる方も多いのではないでしょうか?