京阪電車は2020年12月30日をもって、普通回数券・時差回数券・土休日割引回数券を廃止すると発表しました。廃止の理由は交通系ICカード(ICOCA・PiTaPa)の利用が増えたためで、今後はJR西日本でも導入しているICOCAポイントによる還元を行います。
ただし、身体障がい者・知的障がい者割引普通回数券、通学割引回数券は従来通り発売します。
今回廃止になるのは京阪線・鋼索線で、大津線については既に終了しています。
京阪電車のICOCAポイント還元による新サービスの概要
京阪電車のICOCAポイントによるサービスは同一運賃区間を1か月の間で10回までの利用ではポイント還元はなく、11回目以降運賃の10%分をICOCAポイントで還元します。(端数は切り捨て)
貯まったポイントは翌月15日以降に自動券売機、チャージ機でポイントをチャージすることで、1 ポイン
ト 1 円として電車のご利用やお買い物に利用できます。
ポイント還元サービスには利用登録が事前に必要となります。京阪電車以外で発行したICOCAカードでもロゴがあるものは全て対象となります。ただし、身体障がい者割引、知的障がい者割引を適用して発売した ICOCA 定期券は「京阪電車ポイント還元サービス」は利用できません。
利用登録は11月中旬ごろから開始となります。自動券売機、チャージ機で登録が可能です。