Twitter上で「新潟に帰るつもりが気づいたら北海道にいた馬鹿なオタクの話」というツイートが話題となっています。今回はすみれめ論🍈さんに許可を頂き当サイトで掲載します。
また、当サイトは鉄道系ということで、すみれめ論さんがどのような道筋で帰ったのかなど、鉄オタ目線で解説していきたいと思います。
「新潟に帰るつもりが気づいたら北海道にいた馬鹿なオタクの話」を紐解いてみる
事の発端は前日のすみれめ論さんの推しのライブに参加し、その後朝までお酒を飲んだということです。
すみれめ論さんの漫画で書かれていた飲み会のシーンについて過去のツイートをさかのぼってみると、後ろに大量のジョッキが・・・。お酒の量がヤバいですね。すみれめ論さんはかなり酔っていたと思われます。
そして新潟へ帰るか北海道に行くか運命の分かれ目
飲み会が終わり朝6時に東京駅に到着。行き先や発車番線が表示されている電光掲示板を見ずに新幹線に乗ってしまったというすみれめ論さん。グリーン色の新幹線に乗ってしまったようです。
実はすみれめ論さんが乗ったのはE5系またはH5系という形式の新幹線で「東北新幹線」の列車のみに使用されます。筆者のような鉄オタからすると
「この新幹線はE5系だから東北新幹線にしか行かない。間違えた。」
と気づくはずなのですが、すみれめ論は恐らく鉄道のことはあまり詳しくないのだと思います。なので、東北新幹線の列車に乗ってしまったと思われます。（一般の方は分からないですよね・・・。）
すみれめ論が乗ってしまったのは「6時32分発 はやぶさ1号 新函館北斗行き」。運命の分かれ道になってしまいました。
上越新幹線に主に使用されているのはE4系という2階建ての新幹線で、すみれめ論さんが東京駅に着いたのは6時10分から20分ごろと仮定すると、新潟駅に行く列車は直近で「7時4分発 Maxとき 新潟行き」。
仮にその前の上越新幹線に乗っていれば「ガーラ湯沢」というJR東日本のグループ会社が運営するスキー場がある駅に連れていかれていた可能性がありますが、方向性としては新潟に向かっているのでさほど問題にはならなかったと思われます。（失礼とは思いますが、ネタとしてはあまり面白くなかったかもしれません。）
6時32分発 はやぶさ1号 新函館北斗行きに乗ってしまう
座席に座った瞬間、眠りに落ちてしまったそうですが、ここで疑問点が一つあります。実ははやぶさ号は全席指定席の列車です。そのため本来は自由席特急券では乗車できないはずです。車掌さんがそれに気づいていれば、遅くても仙台までには降りれたはず。
恐らく他の座席が空いていて座った座席が、たまたま他の乗客に指定されていなかったか、それともあまりの爆睡ぶりに車掌さんも声をかけなかったかということが考えられます。（JR東日本は基本検札をしないということもあるとは思います。）
数時間寝たとのことですが、東京駅を6時32分に出発し、新函館北斗駅の1つ手前を発車する時間は10時41分なので4時間10分は爆睡していたことになります。グーグルマップのスクショを見るに絶望しか感じられませんね。
そして新函館北斗に到着 でも新潟行きの切符で新函館北斗まで来てしまった
そして新函館北斗の駅名標が載ったツイート。そこはもう東日本ではなく北海道なのです。右上をよく見ると「JR北海道」というメロン色のマークが見えますね。
すみれめ論さんにとっては人生初の北海道となったようで、今回の場合、駅員さんに不正乗車を疑われても仕方なかったとは思いますが、幸い新潟までの切符はあったため何とか「誤乗」を証明できたようです。（ちなみにもし切符がなかったら不正乗車として取り扱われていたかもしれません。）
「誤乗」になると仮に今回のように経路外に乗ってしまったとしても、本来の目的地まで追加料金を支払わずに行くことができます。
ちなみに今度の折り返しの東京行きは「12時48分発 はやぶさ24号 東京行き」なので約2時間北海道に滞在したことになります。そして大宮駅で上越新幹線に乗りかえ、無事に18時16分新潟に到着したとのことです。
すみれめ論さんはその後北海道出身のフォロワーさんに会って北海道に行きたいと思ったようです。（新潟から小樽までフェリーが出ていたような。）メロンもおいしいので行ったことない方も北海道へ行ってみてはいかがでしょうか？
