時刻表上では接続をしても遅延した場合は接続を行わない事例

JR東日本:位置情報サービスより 2020年ダイヤ改正前

今回遅れると接続しない事例で紹介するのは大宮駅20時43分発の「通勤快速宇都宮行き」です。この列車はこの日は時刻通り運行していました。この列車は上野駅始発の列車で上野東京ライン系統の列車になりますが、ほぼ同時刻に湘南新宿ライン系統の同じ宇都宮線に直通する「普通列車古河行き」です。大宮駅には20時42分に到着します。

この列車は何度か利用していましたが、定時で動いていれば乗り換えてくる方も多かった印象で、物理的に不可能な乗り換え時間ではなかったと思います。ただし、湘南新宿ラインのホームから宇都宮線ホームへの乗り換えになるため、一度階段を登っての乗り換えとなります。足が悪い人は乗り換えが難しいというレベルかと思います。

JR東日本:位置情報サービスより 2020年ダイヤ改正前

しかし、「普通列車古河行き」はよく遅れていたという印象があります。といっても2分~5分程度の遅れですが、大宮駅で乗り換えようと思っている人にとっては、この遅れは深刻と受け取る人は多いでしょう。実際に乗車した際には「普通古河行き」がホームに進入して止まろうかというところで、「通勤快速宇都宮行き」が発車するという光景が見られました。また、遅延時には赤羽~大宮間でほぼ同時に並走するので、乗れるのか乗れないのかとハラハラしている人も多いかもしれません。

話はそれましたが、標準乗り換え時間を満たしていない場合には特に関東圏の電車については待たずに発車してしまうという光景が多く見られます。もしかすると満たしていない場合でも地方都市で本数が少ない場合には接続してくれるかもしれませんね。

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