2020年2月5日、東武日光線などで活躍する6050系が「往年の6000系リバイバルカラー」として走行しています。これまでは別の通常カラーの編成と連結して運用されてきましたが、ついに「往年の6000系リバイバルカラー」の2つの編成が連結し、リバイバルカラー車の4両編成が実現され鉄道ファンの間で話題になっています。
往年の6000系リバイバルカラーとは?
東武鉄道では2019年12月2日より、東武日光線開業90周年を記念して、東武日光線南栗橋~東武日光間と東武鬼怒川線下今市~新藤原間において、現在活躍中の中長距離向け車両である6050系のうち2編成を6050系が活躍する前に活躍した6000系という車両をイメージしたカラーリングに変えて運行しています。これを東武鉄道では往年の6000系リバイバルカラーと称し、鉄道ファンの間で話題となっています。
ついに4両全てが往年の6000系リバイバルカラーに
なお、このリバイバルカラー車は2編成しか存在しないものの専用の運用があるわけではないです。
そのため他の通常カラーの6050系と共通の運用に入ります。6050系は2両編成の電車ですが2編成を連結し4両編成で走ることが多いです。そのため今までは毎日リバイバルカラー+通常カラーの異なるカラー同士の連結がなされていました。
しかし2020年2月5日、リバイバルカラー車の運行が始まって約2か月が経ってついにリバイバルカラー車同士を連結した4両編成が実現したのです。これには多くの鉄道ファンが歓喜の声をあげています。
往年の6000系リバイバルカラー車の今後は?
2月11日には東武トップツアーズによるリバイバルカラー車2編成を用いた南会津への日帰り観光ツアーが行われることが決定しています。東武鉄道は野岩鉄道と会津鉄道と直通運転を行っていますがリバイバルカラー車での直通運転は今のところ行われておらず、このツアーがリバイバルカラー車初の直通運転となるようです。
また東武鉄道では、現在日光線開業90周年に伴い2020年3月まで各種イベントを行っておりその中の一つがこの6000系リバイバルカラーだそうです。そのため少なくとも3月までは運行されると思います。しかし東武鉄道の公式ページではでは12月2日から当面の間と書かれているため3月以降も走る可能性はあるでしょう。みなさんも是非乗車や撮影をされてみてはいかがでしょうか?