583系や14系をじっくり観ることができる九州鉄道記念館

門司港駅から徒歩3分のところに平成15年に開館したJR九州の九州鉄道記念館があります(現在運営は運営委託先が管理運営・所有はJR九州)。

JR他社の鉄道博物館に比べ規模は小さいですが、583系や14系寝台車の車内を見学できる貴重な展示もあります。門司港駅見学と併せて行かれてはいかがでしょうか。

本館等も、ヘッドマークや写真、運転士体験等たくさんの展示物があり必見ですが、一番のお勧めは、屋外展示の583系と14系の車内見学です。

583系はクハネ581-8として展示されていて、近郊型改造がされてしまっている車両ですが、寝台利用時の面影はかなり残っています。

一部再現されている箇所もあります。583系の寝台利用時の下段はかなり乗り得で、窓を占拠でき、空間もかなり広くお勧めでした。

またこの583系のとなりには14系寝台車(スハネフ14-11)が展示されています。こちらは、2段B寝台が、ほぼ営業時のまま残されています。

通路側の簡易イスは乗ったことがある方には懐かしいと思います。A寝台は通路が真ん中にあるので車端に共用のボックスシートがあり、そこで喫煙や歓談などができました。

乗った方にはわかる、B寝台の通路側にあるベンチです。(右側画像)
他にもクハ481 603号等貴重な車両を身近に観られるのは、この記念館の良いところだと思います。

また、車内に入ると、鉄道、また寝台車独特の匂いがします。これは行かないと体験できない貴重な懐かしさを感じることができる展示だと思います。

入場料が300円とコストパフォーマンスはかなり良いと思います。なお、定休日は第二水曜(祝日の場合は翌日)、7月は第二水曜と木曜です。またコロナウィルス関連で臨時休館していることがありますので行かれる前にホームページのご確認をお願いします。

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