2021年7月7日、七夕の日に奈良線で普段は見られない行先表示が連発し、京都発桜島行き、営業列車なのに、試運転。京都発区間快速天王寺行きなど誤幕が連発し話題となっています。

幕が故障したことが原因と思われます。

誤幕を連発したのは奈良線103系NS407編成

行先が「巻き戻すこと」と表示されている営業列車(https://twitter.com/karafuto0701/status/1412622848141643778)

誤幕を連発したのは奈良線103系NS407編成です。奈良線103系もラスト2編成となっていますが、まだまだ元気に活躍しています。しかし、今日は誤幕を連発。幕が故障してしまったようです。

京都発試運転行き、京都発区間快速天王寺行きの方向幕

(https://twitter.com/karafuto0701/status/1412622848141643778)
(https://twitter.com/karafuto0701/status/1412622848141643778)

大和路線・大阪環状線・桜島線直通ユニバーサルシティ・桜島行き?

https://twitter.com/taroumaru_103/status/1412698994304688131

こちらの画像も強烈です。普段は絶対に運転されないユニバーサルシティ・桜島行きと表示されてしまった103系NS407編成です。

運転されるとすれば、奈良線・大和路線・大阪環状線・桜島線直通で運転されるのでしょうか。ただ、普通だと停車駅が多すぎるので、快速運転にしてほしいですね。

奈良線の車両なのにどうして大阪環状線の方向幕があるの?103系NS407編成は異色の経歴の持ち主

なぜ奈良線なのに大阪環状線の方向幕があるのかと疑問に思った方もいるかもしれません。

NS407編成の先頭車2両は1973年に製造され、一番最初に配属となったのは山手線池袋電車区。しかし、ATC導入に伴い、たった1年ほどで低運転台103系は関東を追い出され、関西に転属、高槻電車区・日根野電車区と各線を渡り歩きます。東海道線緩行線を走ったほか、阪和線も走行した異色の車両です。

この編成の中間車は元々NS610編成から行われた車両で、元々は大和路線で活躍していた車両です。今回の誤幕では先頭車が試運転幕になっている時、中間車は区間快速天王寺行きの表示になっていたようです。

このように前の所属先の方向幕が残っており、幕が故障したことから誤幕が連発したと考えられます。

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