あしかがフラワーパーク駅ついに開業! 移動手段に選択肢が増えるかも
2018年4月1日にJR東日本両毛線の富田駅と足利駅の間に新駅を設置する。
無人駅での設置になり、Suicaの簡易改札機のみの設置となり、コストのかかる自動改札機は設置しない方針だ。
また、混雑時は不正乗車対策として駅員を配置する日も設定する予定だ。
駅名は「あしかがフラワーパーク」でその駅名の通り足利フラワーパークの目の前に駅を設置する形になります。
栃木県に新駅を設置するのはJR宇都宮線の自治医大駅が1983年に設置されて以来35年ぶりの開業になります。
また施設名が付いた駅としては自治医大駅に続き、あしかがフラワーパーク駅も開業すれば県内2つ目の施設名が駅名になるケースになります。
新駅開業に伴い、今までは富田駅から電車を使う場合徒歩で15分程度かかっていたものが直結となり徒歩1分に短縮となります。
当分の間、富田駅と同額の運賃設定になるため、富田からあしかがフラワーパーク駅まではICカードが使用できず、切符を購入する必要があります。
また、富田からあしかがフラワーパークまでの運賃は200円です。
新駅が開業したからといって鉄道利用が増えるわけではなさそうだが混雑時は有効か
現在、両毛線は朝と夕方を除いて1時間に1本のダイヤになっており、本数面で不便なことから今後も車での移動を使っている人が鉄道にシフトする人はあまりいなそうだ。
もともと車を持たない学生・生徒については電車でも無理せず行ける範囲になるので一定の需要がありそう。
しかし、これまで混雑時には周辺の道路が渋滞するほど混雑してきた。
今回の新駅開業で混雑を回避する迂回路、輸送力増強で混雑の緩和としては使えそうだ。