1月5日、E217系クラY-44編成が長野総合車両センターに廃車配給されました。
E217系としては初の廃車に
先日運用から離脱し、鎌倉車両センターでドアステッカー等が撤去されたE217系Y-44編成ですが、長野総合車両センターに廃車配給されました。同形式としては初の廃車です。牽引は長岡車両センター所属のEF64-1032です。
今回廃車配給されたY-44編成は同形式としては比較的新しい車両で、新造日は1999年7月16日付けで、普通車はJ-TREC新津製、グリーン車はJ-TREC横浜(旧東急車輛)製です。後期車なのですがより老朽化が激しいY-2編成などよりも先に廃車になってしまいました。
同形式は老朽化により新型車両E235系1000番台に順次置き換え、廃車になる見込みです。転属や譲渡も考えられていません。
置き換えペースは検査ペースよりも若干遅いので、検査入場は今後も行われると思われます。また昨日Y-21編成が東京総合車両センターに検査入場し、線路容量に余裕ができたのか、12月25日に国府津車両センターへ疎開していたE217系クラY-48+Y-111編成が、同日に鎌倉車両センターへ返却されています。
Y-111編成は1月5日に東京総合車両センターに検査のため入場しました。
Y-134編成はドアステッカー等が撤去されているので、運用離脱とも捉えられますが、最近検査を通したばかりなのでなんとも言えない状態です。
E217系現在の状態まとめ
- Y-43編成+Y-124編成 12/22東京総合車両センター田町センターに疎開
- Y-51編成+Y-125編成 12/23幕張車両センターに疎開
- Y-45編成+Y-137編成 12/24幕張車両センターに疎開
- Y-48編成+Y-111編成 12/25国府津車両センターに疎開→1/4に返却→Y-111編成が1/5東京総合車両センターに検査入場
- Y-134編成 12/31鎌倉車両センターでドアステッカー等撤去
- Y-21編成 1/4東京総合車両センターに検査入場
- Y-44編成 1/5長野総合車両センターに廃車配給(12/21に運用を離脱、12/31にドアステッカー等撤去)
※情報は1/5現在