7月2日、J-TREC横浜から京成3100形3154編成が出場しました。

全区間自走による出場

J-TREC横浜事業所から京成3100形3154編成が出場しました。出場といえば深夜に行われるイメージですが、今回は9時半頃自走にて出場しました。JR車などとの違いを解説します。

配線略図.netより引用

まずJ-TREC横浜事業所から出場した車両は京急線の金沢八景に入ります。京急線は標準軌なので狭軌の車両は走れません。そこでJ-TREC横浜の構内ほとんどと、金沢八景駅から京急逗子線経由でJR線に車両を搬出するために関係線路は狭軌と標準軌の両方が対応する三線軌になっています。

JRなどの狭軌車両はJ-TREC横浜を出て京急逗子線経由で横須賀線に入り逗子に抜けます。基本的に直通運転をしていない他社線は自走をしないのと、神武寺〜逗子は非電化なので何かしらに牽引される形になります。逗子に到着した車両はJR車以外の場合は甲種輸送で目的の場所へ運ばれます。

ではなぜ今回は自走かつ通常列車が運転している時間帯だったのでしょうか。京成と都営浅草線は京急線と直通運転をしています。なので標準軌でなおかつ直通運転をしているので金沢八景に回送列車として入れるのです。

ちなみに標準軌の車両が川崎重工で作られた場合は、一旦狭軌の仮台車を履いてJ-TREC横浜に入場します。そこで本来の標準軌に履き替えられた後、上記のように出場するのです。

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