今回はJR西日本の博多~博多南間を乗車してきました。乗車券200円、在来線自由席特急券100円で乗車できることができ、新幹線車両が使用されていますが法律的には在来線扱いのため安く乗車できるようになっています。今回は500系新幹線に乗車してきた様子を紹介します。

500系新幹線の「普通」席と「普通じゃない」席

乗車した新幹線は以前は東海道・山陽新幹線「のぞみ」にも使用されていた500系新幹線。1996年にデビューした車両としては300km/h運転をするなど画期的な車両でしたが、現在は短編成化され、主に山陽新幹線「こだま」の運用についている車両です。

そんな500系新幹線の当たり席とハズレ席について紹介していきます。

“指定席”と書いている号車が元グリーン車 

実は博多南線でも使用されている500系新幹線には登場したときから普通車として使用されている自由席と途中で普通席に変更された元グリーン車が指定席車両として使用されている場合があります。

上記の画像を見て頂くと1枚目のみ普通車の座席、2枚目~4枚目が元グリーン車の座席になっています。

元グリーン車に乗るメリットとしては

  • 座席の幅が広い
  • ゆったりした前後間隔
  • 真ん中のひじ掛けが二人分のスペースが取られている
  • 座席配置は2列+2列(普通席は2列+3列)

現在指定席で使用されている元グリーン車の写真を見て頂くと分かりますが、フットレスト・グリーン車の枕が撤去されているほか、何かスイッチがあった場所が封印されています。

自由席特急券なのに指定席車両に乗ってもいい理由

正確に言えば特定特急券ですが、券面には「自由席車にお乗りください」という文言があります。「ということは指定席に乗ってはいけないのでは?」と思う人がいるかもしれません。

しかし、博多南線ではそもそも指定席は発売しないことになっており、グリーン車以外の指定席車両は自由席車両として扱うことになっています。ですので、自由席のみ有効の特急券だったとしても指定席車両に乗ることができます。(500系新幹線には指定席と自由席しかありません。)

ただし、博多から先「こだま」として運転になる区間については指定席として取り扱うため、自由席特急券で博多から先も続けて乗車することはできません。(これについては博多駅到着前に車掌さんから放送がなされます。)

500系車両にはグリーン車はありませんが、N700系にはグリーン車がついており、そちらは車内での発売となり、たった8分の乗車ですが1600円かかるので注意が必要です。

終点の博多南駅は新幹線が止まるのに1つしかホームが無い ファミリー層には手軽に新幹線に乗れると人気

終点の博多南駅には新幹線駅にも関わらずホームが1つしかありません。博多南駅は博多方面へ行く時に周辺に鉄道がなく、道路もバイパスなども整備されておらず、西鉄バスを使うと1時間かかることから回送線に載せてほしいという要望があったことから開業した駅です。

しかし、「九州内の在来線はJR九州が運営する」ということになっていましたが、最終的には「線路の保有・運行管理はJR西日本、駅の業務はJR九州がやる」ということで決着がつきました。2010年からはJR西日本直営の駅となりみどりの窓口が設置されています。

博多南駅には電光掲示板はなく、手作りの発車標をめくることで乗客に発車時刻を知らせています。運行情報も博多駅長が出したものが表示されていました。

駅の外へ出てみると通路の下の方には新幹線が発着する駅とは思えない「地下鉄のような駅名標」がありました。

実は博多南線を利用する人のほとんどは新幹線利用ではなく、博多駅で降りる人々ばかりでした。引き続き山陽新幹線の利用もあると思っていましたが、降りなかった人はごく僅かでした。博多南駅の利便性も評価されているのか、博多南駅前に新築マンションができていました。

博多南線に乗車している人の3割くらいは家族連れで、たった300円で新幹線に乗れるということで博多南駅に到着した500系新幹線の前で写真撮影などをして思い出を記録していました。ファミリー層の手軽なおでかけとしても人気なようです。

是非、博多へ行った際は博多南線に乗車してみてはいかがでしょうか?

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