JR東日本は2021年2月1日から予定されていた新幹線シェアオフィス実証実験期間が26日終了しました。

今回の実証実験はKDDIやヤマハなども協賛して実施していましたが、2月13日に発生した東北地方を震源とする地震に翻弄される形となり、実証実験は実質予定の半分しか実施できなかったという結果に終わりました。

新幹線シェアオフィスの実証実験とは?

新幹線シェアオフィスの実証実験とは、新幹線車内でリモートワークがすることを目的とした実証実験で、東北新幹線の東京~仙台・盛岡・新青森間で実施されていて、実施期間は2021年2月1日~2月26日で実施されるということになっていました。

一部列車にシェアオフィスの実証実験用の車両を1両設定し、web会議・通話ができるようになっていました。

福島県沖地震の影響 実質中止

しかしながら、2月13日夜に発生した東北地方を震源とする地震の影響で、東北新幹線が一部区間で不通となった期間があり、27日現在も減便ダイヤが実施されています。そのため、元々実証実験を26日まで行われる予定でしたが、13日以降実証実験が実質的に中止されていました。

予定の半分の実証実験となってしまい今後の新幹線シェアオフィスにつながるデータが取れたかどうかは疑問が残ります。

新幹線シェアオフィスを普及させるのであれば、一般の方が安心してリモートワークができる環境づくりができるかどうかも今後注目されます。

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