10月8日、651系1000番台コツIR01編成が長野総合車両センターに廃車配給されました。
コロナの影響で幻のラストランと化す
さよなら伊豆クレイル pic.twitter.com/kvhCv8hfjn
— げんライ (@Kaguya31998) October 8, 2020
「伊豆クレイル」は女性をメインターゲットにした観光列車として2016年7月にデビューしました。臨時列車扱いで土休日に小田原〜伊豆急下田間を1日1往復運行していました。常磐線特急などで使われていた651系1000番台4両を改造した車両が使われており全車グリーン車です。1・3号車は食事・ドリンクをセットにした旅行商品として販売され、4号車のみ通常通り乗車券とグリーン券で乗車できました。
しかし運行開始から僅か4年でラストランを迎えることになりました。予定では6月28日に「IZU CRAILE LAST RUN」として最終運行を迎え、小田原~伊豆急下田間を往復する予定でした。駅や沿線では関係者による出迎えや見送りを行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、伊豆クレイルを含めほぼ全ての臨時列車が運休となりました。
感染がやや落ち着いた今でも改めてラストランが計画されることはなく、廃車になることにが決まりました。長野総合車両センターに廃車配給され、牽引機はEF64 1032です。深夜に配給されるということですが道中何もトラブルがなければいいですね。