現在は主に高崎線特急として運用されている651系の塗装が剥がれてボロボロになっているとネット上で話題になりました。どれぐらい酷いのでしょうか。
かなり酷い見た目
651系はJR東日本としては初の特急形車両で1988年に登場しました。当時は常磐線特急として走っていたものの現在は高崎線特急で活躍しています。今年で32年になりますが、見ての通り外装が無惨な姿になっています。
表面の塗装が剥がれて錆びた鋼鉄が丸見えになっています。黒い汚れのようなものも大量に付着していて不気味さも感じます。廃車になりしばらく野ざらしにされたような見た目ですが、特急列車として営業運転をしています。
多少の傷みは仕方の無いことにしろこれ程酷いとネット上では「これを営業運転に入れるとは」「グリーンでこれは酷すぎる」などの声があがりました。確かに特急料金を払っているのに来た車両がこれではがっかりする人もいるかも知れません。
引退間際のE257系や185系は残り短期間のために修繕しても無駄ということでこういった傷みも無視されていましたが651系は少し違います。確かに成田エクスプレス向けのE259系と置き換わると言われていますが、早くても数年後の話です。
にも関わらずここまで放置されているのは修繕予定だったものの新型コロナウイルスの影響で延期になったとかではないでしょうか。そもそもJR東日本は高崎線特急にあまりやる気がないことが原因かも知れませんね。内装は年相応で特別傷んでいるわけではないので乗るには問題ありません。
先日、踊り子運用に残る185系も同じように剥がれてました…これまではこういう醜態は、少なくとも首都圏ではあまり見たことがなかった…岩手県交通の路線バスも錆びてるけどなぁ…
115系が 211系と共に高崎、東北を走っていた頃…
所属が新前橋の115に比し、小山の115は塗装の傷みが目立っていた……
いつ剥がれても不思議ではない大きなヒビや塗膜の膨らみ…
30×40センチ四方程度剥がれた所に、下地処理もせずにペンキを塗りました… のような雑な補修に……
検修はどちらも大宮工場なのにと不思議に思ったものだが、日常の何かが 旧高崎局エリア と 旧東京北局エリア で違っていて、特急車に対してもそのまま… なのか?………
京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)の「タンゴエクスプローラー」なんか、これより酷いけどw
タンゴエクスプローラーは、車椅子対応不可能なハイデッカー編成のために、通常運行から外され、第1編成は、部品取り用になって事実上の廃車で、外観はボロボロのまま放置。まだ動く第2編成は、かろうじて団体用臨時で、年に数回の運行のみ。
その第2編成も、塗装のハゲが放置され、錆が目立つ。