普通列車グリーン車の料金や値段、車内販売でSuicaは使えるのか・グリーン券はどうやって買ったらいいのか?

普通列車グリーン車に乗るメリット・デメリットについても解説しています。

普通列車グリーン車とは?路線は宇都宮線・東海道線・高崎線・横須賀線などで連結

普通列車グリーン車とはJR東日本の普通列車・快速列車に連結されています。10両または15両編成で運転されますが、そのうちの4号車と5号車に連結されています。

快速列車だと「快速ラビット・アーバン・アクティー」のほか通勤快速・特別快速・快速といった列車が対象となります。

運行区間は宇都宮線・高崎線・東海道線・横須賀・総武快速線などです。多くの列車がそれぞれ湘南新宿ライン・上野東京ライン経由で直通運転をしています。

普通列車グリーン券が必要 料金・値段・注意点は? 「Suica」と「きっぷ」の違いは?

普通列車グリーン車を利用する場合には「普通列車グリーン券」が必要となります。

普通列車グリーン券は「Suica」「きっぷ」の2種類があります。

Suicaで購入する場合は「改札内・改札外」で事前料金で購入できますが、きっぷで購入する場合は「改札外」での購入が必要となり、改札に入ってしまうと購入ができないので注意が必要です。

値段・料金は次の通りです。

  • 50kmまでの区間:平日780円 ホリデー(休日):580円
  • 51km以上の区間:平日1000円 ホリデー(休日)800円

事前に購入せずに車内に乗車した場合は260円割増料金として徴収されてしまうので注意が必要です。

【裏技】モバイルSuicaなら車内で購入しても割増料金は取られない?

どうしても乗り換えの関係で飛び乗るのがやむを得ない時があるかと思います。

通常だと車内で購入すると割増料金が260円取られたとしても事前料金とサービスは変わらないのでもったいないと思いませんか?

そこで、割増料金を回避する方法として「モバイルSuica」があります。

「モバイルSuica」の利用にはおサイフケータイに対応している端末が必要ですが、最近のスマホの多くは対応していると思います。

モバイルSuicaはグリーン券の購入をスマホの端末で購入することができます。

購入にはクレジットカードが必要ですが、基本的にはどのクレジットカードでも大丈夫です。

モバイルSuicaでグリーン券を購入する場合に電波やアプリの不具合で、検札までに購入できない場合があります。

検札が回ってきた時には「すみません、まだ購入ができていないのですが」と伝えると、多くの場合は「次の検札までに購入をお願いしますね。」と言われます。

「事前料金」でグリーン券を購入したら、後は座席上に端末をかざして「赤」から「緑」にランプが変わったらOKです。

モバイルSuicaなら飛び乗っても、車内料金ではなく、事前料金で購入できる裏技の紹介でした。

通勤ラッシュ時にはグリーン車の通り抜けはできる?

結論からいうと通勤ラッシュ時にはグリーン車から普通車への通り抜けはできません。

理由は通勤ラッシュ時に普通車から乗客がなだれ込むことを防止するために、普通車とグリーン車の扉をロックしてしまうからです。

カギはグリーン車側からしか開けられない構造になっており、普通車側からだと扉が開かない仕組みになっています。

それ以外の時間でも、通り抜けということはデッキや通路に立ち入るということですから「通路・デッキに立っている場合でもグリーン車料金を車内料金で徴収する」ということになっていますので、万が一グリーン車料金を頂きますと言われてしまったら支払うしかありません。

通り抜けをしたい場合は次の駅でいったんホームに降りてから、再度乗車するのが一般的です。

車内販売のメニューは? Suica・PASMOで支払いできる?

普通列車グリーン車のグリーン車では車内販売が行われており、アテンダントの方がかごをぶら下げてやってきます。

値段としては大体駅の自販機くらいの値段で発売されており、ミネラルウォーターが130円、そのほかのコーヒーなどのソフトドリンクが160円、おつまみやお菓子も発売されています。

アルコール類だとサッポロ黒ラベルが260円、おつまみの貝柱(6個)は360円で発売されています。

崎陽軒のシュウマイも車内で発売されています。

ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?また、車内販売の支払いにSuicaやPASMOなどの交通系ICカードでの支払いをすることができます。

普通列車グリーン車を利用するメリットは?設備についても解説

こちらの写真は平日の18時ごろの新橋駅の様子です。東海道線で普通車に座ることは難しいだけではなく、乗るにも一苦労です。

一方、グリーン車を見ると意外と座席は空いてるように見えますね。

グリーン車を利用する最大のメリットは「確実に座る」「空間を分ける」「嫌な思いをせずに済む」というところです。

どうしても通勤ラッシュ時に普通車に乗ってしまうと、座れずに隣の人とぶつかったり、お互いイライラしているのでトラブルにあってしまうかもしれません。

グリーン車に乗るということはある程度お金に余裕がある人が乗っているわけですから、あまり変な人に遭遇する確率は普通車に比べると低くなります。

例えば、誰かと出かけたりする時や出張などで「絶対に嫌な思いをしたくない場面」ではお金は出すべきかもしれません。特にホリデー(休日)料金は平日料金より安いため、遠くに出かけるときは使う価値があるのではないでしょうか?

確かに平日で50kmまでで780円は高いですが、51km以上になるとそれ以上料金は上がらないので、100km、200km移動する場合には安く感じるかもしれません。

あとは余談になりますが、グリーン車には「モーター」がついていないため、電車が加速したり減速したりした時に発生する音があまりしないという特徴があります。そのため、「普通車にはない静かさがある」というメリットもあります。

グリーン車で座席リクライニングさせてゆっくり休める

設備的な部分ですが、グリーン車には「リクライニングシート」というものがあります。

普通車にはない設備で、これによって座席を倒して休むことが可能です。また、普通車にある対面式の「ボックスシート」よりも足元の感覚がかなり広くなっているのが特徴です。

また、通路側の足元に設置されている「バー」を踏むことで、座席を転換して4人グループで向かい合わせの座席にすることも可能です。

グリーン車を使う人専用トイレがついている

グリーン車では客室が分かれているほか、トイレも分かれています。

グリーン車の隣の普通車の6号車ではトイレが和式・または設置されていない場合もありますが、グリーン車には必ず設置がされています。

また、便器をきれいにしたいときに使える便座シートもグリーン車には付いています。トイレ内にも手洗い場はありますが、トイレを出たところにも水道と鏡が設置されています。

スーツケースを置ける場所も公式には案内されていませんが、「よく利用する人」は使っているやり方ですので、使ってみてはいかがでしょうか?

普通列車グリーン車を使うデメリットは? 学生には値段・料金が高いかも?

普通列車グリーン車を使う最大のデメリットは高いということです。

特に平日は50kmまでで780円、51km以上で1000円ですから、学生にとっては約1時間分の労働をしてやっと乗れる金額となっています。

なので、どちらかというと出張費が出る会社員の方やお金に余裕がある方が乗っているというイメージが強いですね。

ただ、逆に考えると「その値段の高さ」が乗る乗客を選んでいるという部分もあり、普通車が満員電車だったとしても、グリーン車なら空いていて座席が選び放題ということもあります。

予約・座席指定は普通列車グリーン車でできる?できない?

特急列車や新幹線のグリーン車と異なり、普通列車グリーン車は「自由席」であり座席の指定はできません。また、指定席ではないことから券売機から座席の指定はできません。

このような経緯になってしまった裏話をすると、計画段階ではグリーン車と最後尾に車掌を2名配置する計画になっており、本来は指定席となる予定でした。

途中で人件費削減のために車掌ではなくアテンダントを配置することになりました。アテンダント設置の際に法律上の問題から指定席から自由席に変更されています。指定席にする計画があった名残なのか、自由席にも関わらず、「1A」「1B」などの座席番号が付けられています。

満席で座れない時 払い戻しをアテンダントに申告

先ほどのグリーン車が自由席という話に関連して、混雑時には満席で座れないことがあります。

理由は自由席だということですが、列車を自由に選べるためというメリットがありますが、満席であってもグリーン券が発売されてしまうというデメリットもあります。

仮に混雑して満席で座れない場合はそのことを「アテンダント」さんに伝えると「不使用証明書」というのが発行されます。それを駅の窓口へもっていくことで払い戻しがされます。その際払い戻し手数料などはかかりません。

同様に区間を間違って買ってしまった場合も、窓口に申し出ると無手数料で払い戻しとなります。また、車内でも区間変更という形で、差額が発生する場合は不足分を支払い継続して乗車することが可能です。

JREポイントを貯めて実質400円割引きで 普通列車グリーン車に安く乗る方法

最後に普通列車グリーン車に安く乗る方法を紹介します。

通常平日料金は1000円かかりますが、実質400円割引で乗車することが可能です。

ただし、JREポイントというJR東日本のポイントサービスへの登録が必要なほか、JREポイントを効率的に貯めるために「ビューカード」を作ることをおすすめします。

Suicaでの日常での支払いでポイントを貯める

Suicaのポイントの貯まり方は少し特殊で、他の支払い手段では「支払い時にポイントが付与」されますが、ビューカードの場合は「チャージ時に1000円単位でポイントが付与」される仕組みになっています。

「Suicaってそもそもポイントが貯められるの?」という人もいるかとは思いますが、実は貯めることができます。

JREポイントで普通列車グリーン車を利用するためには600ポイントでの交換が必要です。

1万円で150ポイントたまる計算(1.5%還元)になりますから、4万円使ってやっと600ポイント獲得となります。

4万円を一気に使うのは大変ですが、コンビニやスーパーなどでもSuicaが使えるところは多いので、日常生活で使う分だけチャージしていくと貯めることができます。

【2.5%還元】効率的にSuicaのポイントを貯めるには駅ビルを利用しよう

4万円を使うのは大変だと思いますが、さらに効率よくポイントを貯める方法があります。

それは駅ビルの商業施設を利用するということです。

食品類をスーパーの値段より高くなってしまうと元も子もないですが、どこにでもよくある飲食店や喫茶店が駅ビルに入っている場合はそちらを利用すると効率的にポイントを貯めることができます。

例えば、スターバックスコーヒーは通常Suicaでの支払いができないことが多いですが、JR東日本の駅ビルではSuicaでの支払いが可能です。

スターバックスコーヒーで支払う総額自体はどこで払っても一緒ですから、それならグリーン車に安く乗るためにポイントを貯めるのもいいのではないでしょうか?

駅ビルの商業施設でSuicaを使うと100円での支払いあたり1ポイント付いてくるため、合計のポイント還元率を最大2.5%まで引き上げることが可能です。

駅ビルでJREポイントを貯めたときの内訳
  • チャージで貯まるポイント・・・1000円チャージあたり15円(還元率1.5%)
  • 駅ビルで貯まるポイント・・・100円あたり1ポイント(還元率1.0%)

駅ビルで貯められるポイントは最大で2.5%還元となります。

これで還元率が2.5%まで引き上げることができるので、グリーン車に乗るために必要なポイントを貯めるのに必要な金額を4万円から2万円程度まで下げることが可能で効率的にポイントを貯めることができます。

横須賀・総武快速線で新車のE235系が導入 コンセントWi-Fiも設置予定 2020年度末から投入

 

2018年の9月にJR東日本から新たなグリーン車投入計画が発表されました。

新型車両増備に伴い、今までのグリーン車にはない「無料Wi-Fiの提供」「座席にコンセントの設置」「グリーン車のみへクロスシートの設置」が実施されます。

クロスシートとは進行方向へ向いている座席をいい、横並びの座席はロングシートと呼ばれます。横須賀線・総武快速線の車両からはクロスシートが廃止となります。

これにより普通車との差別化を行い、さらなるサービスの向上が図られる見込みです。

中央快速線でもグリーン車が投入予定 2022年度実施

中央線でもグリーン車の導入が決まっています。

元々グリーン車がついていない路線ですが、新たに増結し10両編成から12両編成に増えるため、現在準備工事が実施されています。

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