今回は普通列車グリーン車に通常1000円(平日で51km以上の場合)出さないと乗ることができませんが、なんと600円分で普通列車グリーン車に乗る方法について紹介していきたいと思います。
通常1000円払うところを600円分で乗れるということは、定価から4割引で乗車することができます。
また、同じ料金でも実は車種によって乗り心地が異なるということも「おまけ」として紹介していきたいと思います。(一般の方向けにやさしく書いています。)
【定価から最大4割引き】普通列車グリーン車に600円分で格安で乗る方法
普通列車グリーン車とはJR東日本の中距離電車(東海道線・常磐線・高崎線・宇都宮線・横須賀線)に連結されているグリーン車です。
平日と休日で料金が異なり、51km以上乗車する場合には平日では1000円、休日でも800円かかります。50km乗らない人でも平日780円かかるため、約2割安く乗車することができます。
普通列車グリーン車を600円分で乗るために準備するもの・必要なもの
普通列車グリーン車を600円分で乗車するためには、「ビューカード」が必要です。(ビックカメラSuicaカードなど提携カードも可)
これはJR東日本系列のクレジット会社から発行されるもので、Suicaの残高をクレジットカードでチャージ・ポイント還元を受けられるの唯一の手段です。ポイントは1000円チャージに付き、15ポイント還元となり1.5%の還元率となっています。(JR東日本の券売機ではビューカードだけしか、チャージすることができません。)
しかし、カード発行するだけで2000ポイント(2020年5月~7月末までの入会キャンペーン時)受け取ることができます。つまり、1800ポイントを使い3回分無料で乗ることができます。条件を達成すれば最大で8000ポイント受け取ることができます。
ビューカードSuica | nanaco | |
ポイント還元率 | Suicaチャージ・JR東日本の窓口では1.5% (公共料金のクレジット払いなどは0.5%) |
0.5%(200円で1ポイント) |
入会時ポイント | 2000ポイント 最大8000ポイント |
最大400ポイント (期間限定で通常は実施しない) |
支払いに使えるもの | きっぷ・特急券 残高で運賃支払い コンビニ・スーパーの支払いなど |
セブンイレブンの系列店のみ |
ポイントを商品へ引換 | 引換できる | 引換できない |
普段の買い物やコンビニでの支払いをSuicaに変更することで、nanacoなどの電子マネーと比較し使える幅が広くポイント還元を多く受けることができます
年会費は524円かかりますが、後で年会費以上がポイントで返ってきます。実質年会費は無料と考えていいでしょう。
普通列車グリーン車を600ポイントで利用するには、Suicaの残高をチャージし、ポイントをためる必要があります。例えば、普通に600ポイント貯めるためには4万円分チャージする必要があります。結構大変だと思う方もいるかもしれません。
4万円分を無理してチャージする必要はありません。無理のない範囲で600ポイントを貯めていけばいいのではないかと思います。ポイント還元率についても1.5%と高還元率です。
ポイントが貯まったらグリーン券に引換、または残高をチャージなど他の商品に引換をすることが可能です。
是非、普通列車グリーン車に600円分のポイントで安く乗りましょう。
実は車種によってグリーン車の乗り心地は違う?
これはおまけですが、実はグリーン車の乗り心地は車種によって異なります。乗り心地が異なるのは「湘南色」というオレンジと緑のラインカラーの車両です。(常磐線や横須賀線(総武快速)の車両とは異なります。)
今回はE231系とE233系という形式の違いについて記載します。
登場した年度が写真の列車は2000年代前半からの列車で乗り心地が悪いという問題点を抱えています。現在でも運転され、車種によって乗り心地の違いがあります。
乗り心地に問題があるのはE231系という形式で、蛇行動という動きを抑制するヨーダンパという装置がグリーン車・普通車両方についていません。「この列車揺れるな」と感じるときはこのような動きをしていると思います。実際に乗った時の乗り心地を思い出してみてください。
約10年後に製造された後継車両のE233系からはグリーン車・普通車にもヨーダンパという蛇行動を抑制する装置を付けています。乗り心地や座席の座り心地も改善されています。
見た目が画像のような車両がE233系という車両です。
この車両に当たった場合、座り心地・乗り心地はE231系よりいいと感じるでしょう。
できれば、同料金で乗り心地・座り心地に差異があるので、どうせなら設備がいい方に乗りたいという乗客もいるかと思います。日によって車両が変わるので、同じ時間に乗ったからといってE233系に乗れるわけではありません。
グリーン車に乗った際には乗り心地についても注目してみてはいかがでしょうか?