JR西日本は地域共通クーポンをきっぷ代に充てることができる「自由周遊きっぷ」を発売すると発表しました。
自由周遊きっぷは連続した2日間利用が可能で、地域共通クーポンのみ支払いに使うことができると発表されました。
地域共通クーポンが使える「自由周遊きっぷ」とは?発売箇所や現金で購入できない点に注意
今回発表された「自由周遊きっぷ」はいくつかのエリアに分かれて発売されます。
また、全てのきっぷが2日間連続のため、例えば1500円の切符であれば1日750円とかなり安いため、元を取るのは比較的簡単かもしれません。
発売は特定の駅・日本旅行の店舗で発売されます。また、発売期間が2020年10月1日~2021年1月31日までの前日・当日のみ発売となります。
購入後は変更・払い戻しができない点と地域共通クーポンは1000円単位での利用しかできないため、地域共通クーポン金額未満だとおつりが出ないため、1500円のきっぷなど端数がある場合には500円の自己負担が発生するので注意が必要です。
また今回発売される「自由周遊きっぷ」はあくまで地域共通クーポン限定での発売となるため、現金のみでの支払いはできません。
1枚以上地域共通クーポンを使えば、他の支払い方法でも差額は払えるような取り扱いがされるようです。
「自由周遊きっぷ」の全エリアまとめ
富山・石川エリア
- 値段2000円
- 特急券を買えば特急・北陸新幹線にも乗車可能。
- 富山・石川県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は金沢・新高岡・富山・黒部宇奈月温泉
福井エリア
- 値段1500円
- 特急券を買えば特急列車にも乗車可能
- 福井県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は敦賀・福井・芦原温泉
滋賀エリア
- 値段1500円
- 特急券を購入しても特急は利用不可(普通列車のみ)
- 京都・滋賀・三重の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は米原・大津・京都
京・阪・神エリア
- 値段1500円
- 特急券を購入しても特急・新幹線は利用不可(新快速を含む普通列車のみ有効)
- 兵庫県・大阪府・京都府の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は京都・新大阪・大阪・天王寺・西九条・JR難波・三ノ宮・神戸
京・阪・奈エリア
- 値段1500円
- 特急券を購入しても特急・新幹線の利用不可
- 大阪府・京都府・奈良県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は京都・新大阪・大阪・天王寺・西九条・奈良
和歌山エリア
- 値段2000円
- 特急券を購入すれば特急列車にも乗車可能
- 和歌山県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は和歌山・御坊・紀伊田辺・白浜・新宮
岡山エリア
- 値段2000円
- 特急券を購入すれば特急列車にも乗車可能(新幹線は不可)
- 岡山県・広島県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は岡山・新倉敷・倉敷・総社・備中高梁・新見・小島・福山・尾道・新尾道
広島エリア
- 値段2000円
- 特急券を購入しても特急列車・新幹線は利用不可
- 広島県と山口県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は福山・尾道・新尾道・三原・広島
山口エリア
- 値段3500円
- 特急券を購入すれば特急列車にも乗車可能(新幹線は不可)
- 山口県・島根県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は新山口・下関
鳥取・島根エリア
- 値段4000円
- 特急券を購入すれば特急列車にも乗車可能
- 鳥取県・島根県の地域共通クーポンが有効
- 発売駅は鳥取・松江・米子