京王電鉄は秋の高尾山紅葉時期の臨時列車「Mt.TAKAO号(マウント高尾号)」を運転すると発表しました。
使用される車両は京王ライナーにも使用される「京王5000系車両」でクロスシート車両での運転となり、その他座席コンセントと無料Wi-Fiが利用できる列車です。
毎年、高尾山の紅葉時期など混雑期には「確実に座って高尾山へ行ける」ということもあって人気の列車となっています。
また、今回高尾山が日本遺産に指定されたことを受け、「日本遺産記念乗車券」を京王新宿発と高尾山口発の列車で10月17日に「先行販売」が車内で行われるという記念乗車券を収集している方にとっては嬉しい特典もついています。
秋の臨時列車座席指定「Mt.TAKAO号」運転日・料金・時刻表・停車駅まとめ
今回運転がされる「Mt.TAKAO号」は全席指定席の列車のため、乗車券のほかに別途座席指定券が必要です。
ただ、進行方向を向ける「クロスシート」で並ばずに確実に座れることを考えれば利用価値がある列車ではないでしょうか?
運転区間は京王新宿駅から高尾山口駅までの区間で、新宿発が2本、高尾山口発が3本運転されます。
発車時間は新宿発が8時00分、9時00分発、高尾山口発が15時15分発、16時15分発、17時15分発となります。
停車駅は新宿発の列車については高尾山口までノンストップで運転。
高尾山口発は高尾・めじろ台・北野・高幡不動・聖蹟桜ヶ丘・分倍河原・府中で、それぞれ乗車のみすることができ、降車は新宿駅までできません。
料金は一人410円の座席指定券が必要です。発売座席数は438席で満席になり次第発売が終了となります。発売は京王チケットレスサービスで7日前の午前7時から発車当日の1分前まで購入することができます。
運転日は10月~11月の土日と、11月3日、11月23日、12月5・6日が運転日となっています。
「日本遺産記念乗車券」が車内で10月17日に先行販売の特典付き
日本遺産記念乗車券は2020年10月18日より発売ですが、今回の「Mt.TAKAO号」に乗車した方は10月17日に先行販売が受けられる特典が付いています。
中のきっぷは一日乗車券と小児用100円の乗車券をセットになったものを1000円・1500セット限定(社内発売分と駅発売分の合計)で発売します。
記念乗車券は2021年1月31日まで使用可能のきっぷとなっています。
記念乗車券についての詳しい情報は後日京王電鉄から発表されます。
「高尾山トレイン」に伝統のヘッドマークも実施
また、台紙に印刷されている「高尾山トレイン(京王8000系)」はラッピング列車運行開始から5周年を記念して、「伝統のヘッドマーク」を付けることが発表されました。
高尾山トレインの運転区間は京王線全線で2020年10月1日~12月21日まで実施される予定で、検査などで運用に入らない日があるとの事前発表がされています。
ヘッドマークを付けているのはおそらく5周年を記念をしている期間のみとなるので、高尾山にお出かけの際には撮影してみてもいいのではないでしょうか?