京王は2020年10月のダイヤ改正を実施し、京王ライナー増便などを行うと発表しました。
京王ライナーが増便される一方で、京王相模原線では運転間隔を変更されるなど減便措置が取られるということで、利用している方は注意が必要です。
京王ライナー増便など2020年10月ダイヤ改正でどう変わる?
まずは京王ライナー増便の話題です。平日朝の京王八王子5:47発、8:56発の「京王ライナー2号・10号」が臨時列車から定期列車に格上げされることで増便となります。
これにより、平日朝に運行される「京王ライナー」は3本から5本に増便されることとなります。増便に対しては詳しい理由は書かれていませんでしたが、朝ラッシュ時のピークが7:00~9:00までと書いてあり、「オフピーク」で利用してほしいという狙いがあるのではないでしょうか?
一方で京王相模原線の橋本発「京王ライナー」については臨時列車として運行していた9:22発の「京王ライナー94号」は運行中止となり、1本減便となります。
平日夕方の京王ライナーは増発も、深夜0時台発の京王ライナーが2本減便へ
先ほどは平日朝の京王ライナーの話題でしたが、今度は平日夕方の新宿発の京王ライナーの話題です。
今回増便されるのは平日運行の「京王ライナー5号・35号・37号」で5号は京王八王子行きで、35号・37号は京王相模原線橋本行きとなります。
特に利用が多い平日の18時台と19時台にピーク時に着席して利用してもらいたいという意図があると思われます。(今回の増便発表と同時に18時・19時がピークとなっているグラフが公開されています。)
その一方で0時台に発車する平日・土休日の「京王ライナー」については京王八王子行き・橋本行きそれぞれ1本ずつ運行を中止します。
京王相模原線は準特急の各駅停車の時間帯が延長 運行間隔も一部変更へ
京王相模原線では運行本数の見直しが行われます。
現在平日11時から14時まで実施している京王多摩センター~橋本間の各駅停車を16時台まで延長すると発表されました。
また、平日・土休日の22時台に発車する各駅停車の途中駅通過待ち合わせを減少させて、調布までの所要時間を短縮します。
また、京王相模原線では新宿発の列車の種別行き先が一部変更となる予定で、運行間隔が12分から15分に拡大される減便措置がされるということです。利用の際にはご注意ください。