8月31日、本庄駅で撮影をめぐり鉄道ファンによるトラブルがありました。

前出しに鉄道ファン発狂

高崎線では東北DCに伴う12系客車の送り込み回送がありました。編成はEF81 95+D51 498+オヤ12+12系客車です。

本庄駅には80人を超える鉄道ファンが集まったとされており、高崎支社の職員が警戒にあたりました。トラブルが起きないよう予め説明がされたのですが、運転士や鉄道会社に誹謗中傷の声があがる事態となってしまいました。

到着30分前に支社の職員からルール・確認事項の説明があり鉄道ファンも確認、8両停車目標で雛壇が組まれました。定時で入線してきたのですが、機関車はハイビームだった上、8両よりも前の15両停車目標(同駅は営業運転での15両停車を想定しておらず、ホーム端より列車の先頭が前でオーバーランのような状態のため実質撮影不可)で停車してしまいました。

8両と案内した職員が困惑する中、鉄道ファンからは怒号が飛び大混乱となりました。職員と鉄道ファンが平和に撮影をしようとしている中での機関車の挙動に、運転士への批判の声があがっています。

運転士が嫌がらせにオーバーランとハイビームをしたとして「こんなことして金貰えるウテシいいなぁ」「高崎支社、根本的なところが腐ってる」「今回の件でガチで首になって欲しいところ」と鉄道ファンの怒りはかなりありました。

八つ当たりに窃盗か?

機関車前出し騒動の後に鉄道ファンの機材と財布が盗まれる事件もありました。盗まれた人は家に帰れなくなってしまったとされていますが詳細は不明です。犯人が鉄道ファンであるとは断言できませんが、鉄道ファンが同業者の隙をつき機材などを盗んで転売するということは事実としてあります。

せっかく職員と鉄道ファンが協力している中で停車位置変更あったのは残念ですが、故意ではなく単に司令と職員の認識違いだった可能性もあります。ただ鉄道ファンに非がなかったとはいえ、日頃深刻な被害を与えているのに自分たちが少し不利益を被った時は全力で声を上げて批判するのは都合が良すぎますね。

窃盗事件は犯人が鉄道ファンであるかどうかに関わらず許されない行為です。

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