10月7日に発生した大きな地震により、日暮里・舎人ライナーが脱線をし運転を見合わせています。
クレーンで車両を撤去
7日の地震で車両が脱線した東京都営新交通システム「日暮里・舎人ライナー」は9日になっても終日運転を見合わせています。クレーンによる先頭車の撤去は完了したものの、他の車両が取り残されていて、設備も損壊しています。
調査によると、脱線は分岐器付近で発生しており、先頭車両の前方のタイヤ2本が右側に脱線していました。日暮里・舎人ライナーは、左右の壁にある案内軌条に、案内輪を押し当てて進む方式ですが、分岐では片側しか案内板がないので、地震と急ブレーキによりバランスを崩した可能性があります。
東京都交通局は、10日以降の再開を目指しているとしています。