ダイヤ改正に伴う日光線減車による積み残し問題ですが、現場と本社の認識に大きな違いが出ました。
日光線の積み残しが問題に
日光線はダイヤ改正で205系4両からE131系3両に置き換えたことにより深刻な積み残し問題が発生しています。
特にラッシュ時に乗り切れない学生や通勤客が授業や仕事に間に合わないといった被害が出ています。混雑に加えてワンマン化により運転士の負担が増大しています。JR東日本の写真が現場を訪れ調査をしているようですが、改善される様子はなく、JR東日本輸送サービス労働組合大宮地方本部は苦言を呈しています。
現場・乗客VS本社に
現場や乗客がが疲弊していますが、JR東日本大宮支社は「日光線の利用客は近年減少傾向にある。従来ダイヤや路線全体のバランスを総合的に勘案し、現状の運用が適切と考えた」とした上で「ドア付近に立ち止まらず、中まで詰めてほしい。空いている号車への分散乗車にも協力をお願いしたい」と乗客に責任転換をするようなコメントをしました。
「元々朝は混んでいたのになぜ減らしたのか」「コロナが怖いので密は嫌だ」と各方面からの不満が高まっていますが、JR東日本は果たして改善をするのでしょうか。