8月10日、JR東海は台風の影響で13日~16日で計画運休を行う可能性があると発表しました。
台風7号の影響で計画運休の可能性
JR東海によると、台風7号接近に伴う影響で、沿線での大雨・強風が予想されており、進路や勢力次第では、13日~16日の間で新幹線の運行に影響が出る可能性があるとのことです。
計画運休や急きょの運転見合わせ等が発生する可能性があり、同期間をさけた行程への変更の検討を呼び掛けています。
しかし、同社によると、12日,17日は、既に多くの予約がある時間帯もあり、指定席が満席の場合もあるとのことです。自由席は大変な混雑が予想され、可能な限り指定席を確保したうえでご来駅することを勧めています。
東海道新幹線がよく止まるのには理由がある
東海道新幹線は、他の新幹線と比べて1964年と開業が古く、また短期間で完成させました。そのため土を盛った上に線路を敷いている区間が約50%とあり、山陽新幹線が18%であることを考えるとかなり多いことがわかります。開業時と比べると、対策がされたものの、現在の基準では、毎時50mmの雨量で70km/h徐行、60mmだと運転見合わせ(基準は他にもあります)になります。
また、関東、東海、中部では天候が大きく異なる場合があり、東京駅は出たものの、静岡の雨量で運転見合わせということもよくあります。また、運転本数が非常に多いため、先行列車が運転を見合わせた場合、新幹線の大行列となり、ホームではなく駅間に長時間停車してしまう場合があります。
台風の影響で旅行を見合わせる場合、8月7日から18日のきっぷは無手数料で払い戻すことができます。また、万が一運転見合わせに巻き込まれた場合は、臨時列車の案内や、列車ホテルの手配など、駅での案内をよく聞くことが大切です。