相鉄本線は10:20頃、かしわ台駅近くでの架線トラブルにより、大和~海老名間で長時間にわたり運転を見合わせましたが、17:13頃には全線での運転を再開。
かしわ台駅での架線故障
今回の運転見合わせの原因とされるのは、相鉄かしわ台駅でのセクションインシュレーターの故障です。セクションインシュレーターは、架線の間に設置される絶縁体で、電気の流れを区切る役割を果たします。この部品が切れると、架線が断線したかのような状態となります。
クーラー停止で車内温度上昇
架線故障の影響で停電となり、車両のクーラーが止まる事態が発生しました。これにより、車内の温度が急激に上昇。乗客の安全を考慮し、乗客を降車させ車両を締め切る対応をしました。
各駅での入場規制、長時間の運転見合わせ
事故の影響を受け、運転見合わせ中は各駅で入場規制が行われました。
驚異的な回復力、運転再開後の迅速な対応
長時間の運転見合わせが続いたものの、17:13頃に全線での運転が再開されました。そして、その後、遅れは1時間で完全に回復しました。