近鉄アーバンライナー(UB01・02・03編成)が五位堂に入場しました。今回の入場はアーバンライナーplusの増結車のみ6両での入場となり、「ブツ6」で入場したことから鉄道ファンから驚きの声が上がっています。
一体なぜ、このような編成が組成されてしまったのでしょうか?
※ブツ6とは?ぶつ切り6両組成を意味する。今回はUB×3=6両での入線となった。
食パンブツ6アーバンライナーplus入場の様子
こちらは実際に五位堂へ入場回送されたアーバンライナーplusの様子です。アーバンライナーplusには主に名阪特急で需要が減少した際に最小単位2両編成で運転できるように中間運転台が設けられています。
今回の五位堂入場はドア検査のため、ということですがこのような「変態組成」を組めるのは近鉄らしいのかもしれません。
ちなみに今回のUB編成が入場したことにより、一部特急列車で汎用特急による代走が行われています。
これには鉄道ファンは喜びを隠せないようです。
五位堂入場が変な編成なのは一体なぜ?
アーバンライナー車両で運転されていた、2021年11月23日近鉄名古屋18時30分発大阪難波行き特急が1号車の左側の扉1cmが開くというインシデントが発生していました。
そのため、アーバンライナーと同じ扉構造の車両を全て緊急点検を行うことを発表しています。
このため、今回のUB01・02・03編成が五位堂入場となったわけです。
アーバンライナーにフリーWi-Fiとコンセント設置?
近鉄特急ではアーバンライナー車両と伊勢志摩ライナー車両にコンセント・フリーWi-Fiの設置が2021年11月から行われています。現在のところUB02編成のみ設置されていますが、今後他の編成にも設置が予定されており、今後他の編成にも設置されるようです。
情報は近鉄アプリで確認することが出来ます。
過去には中間運転台で近鉄京都駅に入線したことも
アーバンライナーは普段近鉄京都線には入線しませんが、2015年にツアー専用列車で運転された時の写真が話題となっています。
アーバンライナーが京都駅に来ること自体珍しいのに、さらに片側が中間運転台となっていて、当時珍しさから多くの鉄道ファンが詰めかけていました。
今後こういったツアーがあれば参加してみたいですが、あれからすでに6年経っておりなかなか開催されていないようです。