JR東日本は東北新幹線の大宮~小山の間で架線に付着物の影響で運転を見合わせていました。
そのため、東北新幹線では一時「渋滞」が発生していました。
東北新幹線で渋滞発生 一体なぜ?
東北新幹線は大宮~小山間の付着物の影響で、「やまびこ65号」のパンタグラフにビニールが付着したということで、小山駅で車両点検を行っています。飛来物と思われます。
今回のような架線トラブルの原因は「飛来物」によるものがほとんどで、飛来物がパンタグラフに付着してしまうと、架線から電気の集電に影響を及ぼすため、運転見合わせをせざるを得ません。
普通列車の場合だと、運転士が気づき非常ブレーキでその前に停車することが多いですが、今回は新幹線だったため、そのままビニールが引っ掛かっていた個所を通り過ぎてしまったようです。
そこで最も近い小山駅に待避する措置が取られたようです。待避するまでの時間は列車の追い越しができないため、一時「渋滞が発生」していました。
ただ、そのまま立ち往生していると後続の列車が追い抜きができないため、本来停車しない小山駅に待避して、後続列車「はやぶさ33号」を先に行かせるという対処が行われました。
1時間後発車の「やまびこ」にも抜かされる
また、東京駅を1時間後に発車した「やまびこ67号」は小山駅停車中の「やまびこ65号」を追い抜きました。
「やまびこ65号」に乗ってしまった人は気の毒ですが、JR東日本としては後続列車を優先しつつ最良の選択をしたと言えるでしょう。