20年ぶりに「スーパーはつかり」リバイバル運転実施へ　東北DCで　2021年9月4日㈯盛岡～青森で運転

2021年4月1日

JR東日本は2021年9月にかつて盛岡～青森までの新幹線連絡列車として運転していた「スーパーはつかり」をリバイバル運転すると発表しました。

追記：正式にスーパーはつかりの時刻表・運賃・停車駅が発表されました。

「スーパーはつかり」とは？

シーパーはつかり号は東北新幹線がまだ盛岡まで開業していなかった頃に活躍していた列車で盛岡から青森間で活躍していました。2000年に投入したJR東日本初の交流専用特急列車として登場したE751系を投入し、従来と比較して10分短縮したことから「スーパーはつかり」の名称が使われていました。

スーパーはつかりは盛岡～青森間に7往復当時は設定されていました。

しかしながら2002年に八戸まで東北新幹線が延伸され、「スーパーはつかり」は消滅。たった2年という非常に短命な特急列車でした。

なんと今回たった2年しか走行しなかった「スーパーはつかり」が2021年9月に運転されることが発表になったのです。実に20年ぶりに復活運転されることになったのです。これは乗り鉄の方や当時新幹線連絡列車として利用していた人にとっては思い入れのある列車でしょう。

時刻表・ダイヤが発表されましたので、お知らせいたします。

運転日は2021年9月4日㈯です。運転区間は盛岡～青森間の往復です。使用車両はE751系4両編成で、定員は200名です。

過去のスーパーはつかりのダイヤを見てみると盛岡～青森間は1時間58分で走破、表定速度は約104kmという驚異的な列車でした。

しかし、今回の列車では約3時間かけて運転されるゆったりとしたダイヤとなっています。

停車駅は盛岡を出ると二戸、三戸、八戸、野辺地、終点青森に到着します。現役時代は途中の停車駅八戸、三沢のみで走行距離は実に203.9kmある中で、停車駅はかなり少ない印象を受ける列車でしたが、今回の列車は停車駅が多くなっています。

現在この区間はJRではなく、青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道に移管されているため、往復の運賃だけでも1万1000円を超え、これに特急料金相当と観光料金が上乗せされてくるため、旅行代金は数万円になるものと思われます。

また、今回のリバイバルはつかりはきっぷでの販売はせず、旅行商品での発売となるということです。今後、JR東日本から発売についての詳細が発表されるため、今後の情報にはご注意ください。

コースは片道・往復・東京発着（片道乗車）が設定され、一番安いもので1万6000円から。

青森駅→（リバイバル特急スーパーはつかり乗車・弁当付）→盛岡駅

募集人数20名。大人1万6000円、こども1万2000円。

7月20日10時～7月27日23時59分まで、その後8月2日10時に当選発表。

盛岡駅→（リバイバル特急スーパーはつかり乗車・弁当付）→青森駅

募集人数20名。旅行代金大人1万6000円、こども1万2000円。

7月20日10時～7月27日23時59分まで、その後8月2日10時に当選発表。

青森駅→（リバイバル特急スーパーはつかり乗車）→盛岡駅
盛岡駅→（リバイバル特急スーパーはつかり乗車）→青森駅

募集人数20名。青森発着大人2万8000円、こども1万9000円。

7月20日10時～7月27日23時59分まで、その後8月2日10時に当選発表。

青森駅→（リバイバル特急スーパーはつかりグリーン車両乗車）→盛岡駅
盛岡駅→（リバイバル特急スーパーはつかりグリーン車両乗車）→青森駅

募集人数10名。大人3万5000円。こども2万3000円。

7月20日10時～7月27日23時59分まで、その後8月2日10時に当選発表。

東京駅→（東北新幹線はやぶさ 1 号）→新青森駅→(奥羽本線)→青森駅
→（リバイバル特急スーパーはつかり乗車・弁当付）→盛岡駅
→(東北新幹線はやぶさ 110 号)→東京駅

募集人数は22名、添乗員付き。大人4万1800円。こども2万9800円。

2021年7月20日㈫14時抽選販売開始。

東京駅→(東北新幹線はやぶさ 21 号)→盛岡駅
→（リバイバル特急スーパーはつかり乗車・弁当付）→青森駅
→(奥羽本線)→新青森駅→(東北新幹線はやぶさ 48 号)→東京駅

募集人数22名。添乗員同行。大人4万1800円、こども2万9800円。

2021年7月20日㈫14時発売開始。