今回は「東京メトロをたった一日で全線乗れるか」検証してみたという内容で、東京メトロ全線乗車に挑戦した方に執筆していただきました。

目次

東京メトロ完全乗車記をやろうとした理由

乗り鉄の夢として全線完乗というものがあります。JR全線や私鉄全線など、鉄道をすべて乗りつくすということです。

そんな私は、ある日、ふと思い立って東京メトロを全線完乗してみたくなりました。ホームーページで調べると東京メトロ全線が24時間乗り放題になる「24時間乗車券」が発売されていることが分かり、それを使って1日で東京メトロの全線完乗を目指すことにしました。
次は、路線図と睨めっこしながら巡るルートを選定します。準備の段階での一番の楽しみです。今回は、朝霞台駅スタートと赤羽岩淵駅スタートを考えましたが、最終的に赤羽岩淵駅をスタート地点に選びました。

まずは南北線を全線完乗

南北線 赤羽岩淵駅 7:52発 白金高輪行 赤羽岩淵→白金高輪 B790M 8:30着

赤羽岩淵駅で24時間乗車券を購入し、南北線から旅は始まります。南北線は、赤羽岩淵と目黒を結ぶ2000年に全線開業した路線です。赤羽岩淵からは埼玉高速鉄道と、目黒からは東急目黒線と相互直通運転をしています。路線のカラーはエメラルドグリーンです。
車内は直通している埼玉高速鉄道から乗っている通勤通学の人々でとても混雑していて快適ではありませんでした。しかし、飯田橋から溜池山王の間ぐらいまでには、ほとんどの人が降りてしまい、車内はガラガラになりました。

日比谷線全線完乗のため、恵比寿に移動

都営三田線 白金高輪駅 8:30発 日吉行 白金高輪→目黒 734T 8:35着

列車は白金高輪止まりだったので、並走する都営三田線に乗り換え目黒に向かいました。二駅ですぐに目黒に着きました。

JR山手線 目黒駅 8:40発 外回り 目黒→恵比寿 837G 8:42着

日比谷線に乗るためJR山手線に乗り換え、恵比寿駅を目指します。こちらも一駅なので、すぐに到着しました。

日比谷線 恵比寿駅 8:42 発 中目黒行 恵比寿→中目黒 A732S 8:51着

一度、日比谷線に一駅だけ乗って中目黒駅に向かい、すぐに折り返します。

日比谷線 中目黒駅 8:54 発 中目黒→北千住 B805T 9:40着

路線目は日比谷線です。日比谷線は、中目黒~北千住間を結ぶ全長約20キロの路線です。北千住からは東武伊勢崎線に、中目黒からは東急東横線と相互直通運転をしています。路線カラーはグレーです。
列車は通勤ラッシュの真っただ中という、この時間帯もあり、車内は混んでいましたが、始発駅から乗ったので座ることが出来て、大半を寝て過ごしました。車窓を楽しめないことが、地下鉄旅だと寂しいですね。

次は東京メトロ千代田線を完乗

千代田線 北千住駅 9:45発 我孫子行 北千住→綾瀬 935K 9:48着

北千住到着後、綾瀬~北綾瀬間を結ぶ千代田支線に乗車するため、一駅分だけ千代田線に乗って北上します。

千代田支線 綾瀬駅 10:00発 北綾瀬行 綾瀬→北綾瀬 B1096S1 10:04着

代田支線は人生初乗車でした。綾瀬~北綾瀬間という全長2.1キロの短い路線である千代田支線は、1979年に地元住民の要望を受けて、車両基地に続く線路を営業化したもので、平日の昼間という時間帯にも関わらず人もいたので、割と需要があるようです。

千代田支線 北綾瀬駅 10:10発 綾瀬行 北綾瀬→綾瀬 A1096S1 10:14着

北綾瀬駅に到着後、乗ってきた列車で綾瀬駅へと引き返します。

千代田線 綾瀬駅 10:21発 代々木上原行 綾瀬→代々木上原 A1025K 10:59着

千代田線の全線完乗を目指し、終点・代々木上原まで乗り通します。千代田線は、綾瀬~代々木上原を結ぶ1978年に開業した路線です。綾瀬からは常磐線各駅停車と、代々木上原からは小田急小田原線と相互直通運転をしています。路線のカラーはグリーンです。

千代田線の次は銀座線完乗

千代田線 代々木上原駅 11:02発 我孫子行 代々木上原→明治神宮前 1009S 11:05着

代々木上原に到着後、再びすぐに折り返して今度は銀座線に乗るため、渋谷に向かいます。今回は東京メトロ24時間乗車券を利用しているので、JR山手線ではなく、副都心線を利用して渋谷に向かいます。

副都心線 明治神宮前駅 11:10発 副都心線 元町・中華街行 明治神宮前→渋谷 A1009K 11:12着

一駅で渋谷に到着です。

銀座線 渋谷駅 11:28発 浅草行 渋谷→浅草 B1147 12:00着

渋谷駅の一番深い所に位置する副都心線から、高架にある銀座線のホームまで移動しました。2021年現在は、改良工事が施され、渋谷駅内の乗り換えアクセスが、大変分かりやすくなりました。
銀座線は、1927年に上野~浅草間で開業した、日本で最も古い地下鉄です。渋谷~浅草間を約30分で結びます。路線カラーはオレンジです。

浅草→押上は気分転換に徒歩で移動

浅草から押上までは都営三田線ではなく、散歩を兼ねて徒歩で移動しました。地下鉄内にずっといたので外の空気に当たって清々しい気分です。途中、スカイツリーも臨むことが出来ます。本当は、スカイツリー下のソラマチにも行ってみたかったのですが、今回は時間がなかったので断念です。

隅田川から眺めるスカイツリー

午前中で東京メトロ全9路線のうち4路線を制覇しました。午後は残りの5路線、一気に行きたいと思います。

半蔵門線・副都心線を完乗

半蔵門線 押上駅 12:30発 中央林間行 押上→渋谷 B1101K 13:01着

今度は半蔵門線で再び渋谷駅に戻ります。5路線目を制覇し、半分を超えました。
半蔵門線は、押上~渋谷を結ぶ2003年に全線開業した路線です。押上からは東武伊勢崎線と、渋谷からは東急田園都市線と相互直通運転をしています。路線のカラーはパープルです。

副都心線 渋谷駅 13:10発 森林公園行 渋谷→池袋 B1213T 13:23着

渋谷に戻ってきました。今度は、副都心線に乗り換えます。副都心線は、渋谷~小竹向原間を結ぶ全長約11キロの路線です。東武東上線、西武池袋線、東急東横線、みなとみらい線という5社で相互直通運転をしています。路線カラーはブラウンです。2008年に開業した、東京メトロで最も新しい路線です。

丸の内線を完乗 約35分かかる池袋~新宿間も乗車

丸ノ内線 池袋駅 13:32発 荻窪行 池袋→中野坂上 A1359 14:12着

池袋駅で丸ノ内線に乗り換え、東京をぐるっと廻ります。丸ノ内線は、池袋から東京、新宿と経由して荻窪までを結ぶ路線です。銀座線に次いで、2番目に古い路線となっています。路線カラーはレッドです。
終点の荻窪までの途中駅、中野坂上で一度降りて、支線に乗り換え方南町を目指します。

時々池袋にいると新宿行きがありますが、JR埼京線に乗ると1駅6分のところを、池袋で丸の内線に乗ってしまうと17駅39分もかかってしまいます。

しかし、今回は東京メトロ完乗が目的なので、あえて丸の内線に乗車します。

丸ノ内支線 中野坂上駅 14:13発 方南町行 中野坂上→方南町 A14381 14:19着

千代田線と同様に、丸ノ内線の支線も中野坂上~方南町を結ぶ、3駅しかない短い路線です。終点の方南町で、乗ってきた電車に乗って折り返します。

丸ノ内支線 方南町駅 14:29発 中野坂上行 方南町→中野坂上 B14382 14:35着

丸ノ内支線には本線の車両とは別に、黒いラインの入った02系車両が使用されています。

丸ノ内線 中野坂上駅 14:39発 荻窪行 中野坂上→荻窪 A1333 14:49着

丸ノ内線で残していた荻窪までの区間に乗車し、これで丸ノ内線も完乗です。残すところは東西線と有楽町線の二路線となりました。

東西線を完乗

JR中央線快速 荻窪駅 15:00発 東京行 荻窪→中野 1456T 15:06着

久しぶりにJR線に乗りました。昼を食べていなかったので、ここでとてもお腹が空いてきました。

東西線 中野駅 15:14発 快速 東葉勝田台行 中野→西船橋 A1519SR 15:58着

中野からは東西線に乗ります。東西線はその名の通り、中野~西船橋間を東西に結んでいる路線です。両端の中野・西船橋共にJR中央総武線各駅停車と、また、西船橋からは東葉高速鉄道とも相互直通運転を行っています。路線カラーはスカイブルーです。
乗車中に途中の葛西にある地下鉄博物館に行くことも考えましたが、面倒くさくなってやめました。東西線は、西側の南砂町付近から西船橋までの区間が地下ではなく、普通に地上を走るので、久しぶりに車窓を楽しめました。

JR京葉線 西船橋駅 16:22発 東京行 西船橋→新木場 1581E 16:40着

西船橋では、昼食に駅そばを食べました。鉄道旅行で食べる駅弁や駅そばは特別に美味しいですね。東西線を制覇し、東京メトロ全線完乗までいよいよ一路線となりました

最後は有楽町線を完乗

有楽町線 新木場駅 16:46発 川越市行 新木場→和光市 B1631S 17:42着

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最後に乗るのは有楽町線です。有楽町線は、新木場~和光市間を結ぶ路線です。小竹向原からは西武池袋線、東武東上線と相互直通運転を行っています。路線カラーはゴールドです。
 今回乗車した10000系のシートはとても固く、1時間近く座っているのがなかなか大変でした。

まとめ

無事に1日で東京メトロ全線完乗を達成しました。東京メトロの各路線には、他社からの乗り入れ車両などもたくさんあり、車両の種類が多いので飽きないですね。また、各駅名に東京各地の観光名所などの名前が付いていて、今度は地上の観光地も訪れてみたいと思いました。他にも、東京メトロの地下鉄は新駅開業や、新型車両の投入など日々、進化しているので再び巡ってみたいと思います。
1日という短い時間で気軽に全線完乗できる東京メトロ。皆さんもぜひ、東京メトロ全線完乗に挑戦し、東京巡りをしてみてください。

※乗車したのは数年前となっております。大まかなルートは同じですが、時刻・行先が変わっている場合があります。完乗される方はご留意ください。

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