2月8日、道路上にはみ出して撮影をしていた鉄道ファンが一般人が注意したところ、ネット上の鉄道ファンが激昂し大炎上しました。

きっかけは鉄道ファンの危険な撮影

きっかけは鉄道ファンが衣浦海浜鉄道の有名撮影地で、道路上にはみ出して撮影をしていたことです。道路にはトラックも通行し非常に危険な撮影であり、通りかかったトラックの運転手が写真付きでツイッター上で注意をしたのですが、鉄道ファンの怒りに触れてしまいました。

まず注意されたことに腹が立った鉄道ファンは、運転手に対して、運転中にスマホを操作して撮影をしたから道路交通法違反だと指摘しました。

運転手は「フロントガラスに貼り付けたスマホホルダーで動画で撮影してそれを後からスクショで切り出しただけだよ。信号待ちしてるときに「お、居るな〜」ってそこから撮影したので僕の方は何も問題ありません。」と説明しています。

騒ぎのせいで撮影禁止に

また撮影地に入るためのガードレールの間の隙間ですが、「危険 関係者以外立ち入り禁止」と封鎖されています。運転手が自身の「あぶないよ」という主張の正当性を示すためにわざわざ現場まで写真を撮りに行ったのです。

ところが「撮影禁止じゃなくて立ち入り禁止じゃんラッキーじゃん。脚立使えば撮れるね」「お前が近寄るな汚れる」「危ないのに歩いて行ったらしい。」と批判が殺到しました。

そこで運転手は道路上には入ってないと証明するために新たなツイートをしたのですが、それがさらに炎上してしまいました。鉄道ファンが撮影した場所と運転手が指摘した立ち入り禁止の場所が違いますが、ガードレールを跨がずに線路側の撮影地に行くには、立ち入り禁止となった場所を通る必要があります。

今までは立ち入り禁止ではなかったということで、ネット上で騒ぎになって以降封鎖されたと思われます。

黙認されてきたものを鉄道ファンがぶち壊す

今回起きた事件の位置関係

そもそも今回問題となった撮影地ですが、昔から有名な場所で衣浦臨界鉄道のカレンダーにも使われています。また道路ですが、国道247号の碧インターなので法令上は違うものの、構造的には事実上自動車専用道路です。

今までは黙認されてきて、撮影者もそこまで多くなかったのでトラブルにはなりませんでしたが、鉄道ファンのせいでぶち壊されてしまいました。「法令上問題なければ何をしてもいい」「指摘するのは偽善」という鉄道ファンの風潮が今回の事件を引き起こしてしまいました。

運転手も最初はただ単に「あぶないよ」としか言ってなかったので、素直に認めればいいものを変に反論してしまったから、ここまで騒ぎが大きくなってしまいました。

ルール・マナー以前に道路上に三脚や脚立をはみ出して撮影することを、どういう思考で良しとするのでしょうか。これぐらい避ければいいだろという考えは身勝手すぎます。

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ハマっ子しげみん
ハマっ子しげみん
3 年 前に

そもそも大型トラックがひっきりなしに行き交う公道上に三脚立てて撮る鉄していた方に問題がある。
「勝手にスマホで(行動の)一部始終を盗撮してあまつさえTwitterでアップするのはマナー違反」と主張するのはお門違いもいいところだ。

かーとん
かーとん
3 年 前に

ガードレールを超えて三脚立てて、平然と本人もガードレール超えて撮影。
尻切れ、速度標識?被りが嫌で奥へ行っているんでしょうけど。
雑誌投稿掲載写真も怪しいアングルのがたまにあるし。
そんなのばっかですよ、ここは。ランプ中に路駐しよるのもいたし...
歩道内で撮影するのは少数派。あかんよと声かけてもスルーされるし。
ある意味、事故発生する前にこうなったからOK!!OK!!

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