今回は2020年3月にデビューした東武鉄道の久喜~日比谷線の恵比寿駅を結ぶ、座席指定制列車「THライナー」に乗車してきました。THライナーの見どころを今回は紹介していきたいと思います。
【新越谷の次は上野まで止まらない】THライナーの見どころについて紹介
今回は新越谷駅からTHライナーに乗車しました。誤乗防止のためか「THライナーは上野まで停車しませんのでご注意ください」という放送も流れていました。今回は新越谷から終点の恵比寿駅まで乗車しましたが、料金は580円でした。安いとみるか高いとみるかは人それぞれですが、終点まで乗り換えなしで行けるのは非常に快適でした。
また、東武伊勢崎線では特急「りょうもう」と「THライナー」以外の急行列車は全部ロングシート車両なので、クロスシートに乗って都心へ行ける利便性を考えると利用価値はあるのではないでしょうか?
当日は土休日でしたが、家族連れを中心に乗車率は8割程度で、比較的土休日も需要があることが伺えました。
THライナーの座席・設備はどんな感じ?当たり席とハズレ席はある?
THライナーの座席は東武東上線のTJライナーの座席に似たような感じでした。座席にリクライニング機能はないですが、コンセントの設置があります。
当たり席・ハズレ席は正直あまりありませんが、一番前見えるのは進行方向前よりのABの席になります。恵比寿行きでは7号車が一番前の座席となります。
乗車前に喉が渇いたのでスタバの飲み物を購入しました。しかし、このTHライナーではトイレの設備がありません。ですので本来はこういった冷たいものやコーヒー類は控えるべきだったかもしれません。
THライナーのルートは?途中まで急行線を走りそのあと緩行線へ北千住駅では運転停車
THライナーは東武伊勢崎線の西新井駅付近までは急行線を走行します。西新井駅を過ぎると緩行線に入ります。また、緩行線に入った後は北千住まで行き、運転手交代のため2分ほど停車していました。
乗客が乗り降りできるような時間はありましたが、乗務員交代のみの運転停車でした。また、北千住駅では先行列車が一瞬見えましたが、終点の恵比寿駅まで追い越すことはありませんでした。
北千住から先の区間は先行列車に詰まっていたので、ノロノロ運転でしたが不快かと言われるとそうではありませんでした。また、普段はロングシートでしか通らない区間をクロスシートで移動できたので快適性は高かったと思います。
乗客は上野駅などの途中駅で降りる人もいましたが、全体の5割程度の人は終点の恵比寿駅まで乗車していました。
確かに追加料金のかかる列車ですが、クロスシートに座って都心に行けるのは快適なので、一度乗ってみてはいかがでしょうか?
特急でさえ50キロ以内520円なのにTH ライナーの580円は高い。座席、車内設備、環境など特急に劣る。こんな列車はいらない。
東武線内の料金とメトロ線の料金が合算されているのです